おもてなしサービス研修(2024年4月)|J-CLINIC

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

4月19日に全社員を対象に、2024年1回目となる「おもてなしサービス研修」を実施しました。

研修の進行をするリーダースタッフ
なぜ、わたしたちが日本スタイルの「おもてなしサービス」を学ぶのかを説明するリーダースタッフ。

 

午前中は、J-CLINICのスタッフによる「おもてなしサービスの基本について」。 運営スタッフによって前回の研修の内容がさらにブラッシュアップされたものです。

 

午後は、H&Gタイランドの講師の方に「感動のサービス」「報連相の重要性」をテーマに講義をしていただきました。

 

 

1. なぜ日本クオリティのホスピタリティを提供するのか?

 

J-CLINICは日系企業なので、クリニックに来て下さる各国の方々に日本式のおもてなしを体験してもらいたい。心と体の関係は密接しているので患者様の心も元気にしたいと考えています。

 

おもてなしサービスについてプレゼンをする新人スタッフたち
笑顔、挨拶、診察券の渡し方など、日本スタイルのおもてなし作法を確認しました。

 

 

2.J-CLINICのサービスとは?

 

一期一会(生涯に一度きりの出会い、機会)

 

この時間は二度と巡ってこないかもしれない、この瞬間を大切に思い、五感を使った、今出来る最高のおもてなしをする。

 

誠実な挨拶、コミュニケーション、行動をする。

 

それがJ-CLINICが目指すサービスです。

 

おもてなしの考え方について、プレゼンする新人スタッフと中堅スタッフ
J-CLINICのサービスについて、説明する新人スタッフと中堅スタッフ。

 

 

 

3. おもてなしサービス研修を年2回実施する理由

 

繰り返すことで復習ができ、確認する機会を得ることができるからです。

 

リーダースタッフがスクリーンの前に話をしている
治療後の患者様との会話のやりとりについて説明するリーダースタッフ。すでにしっている内容でも、確認しあうことが大切です。

 

当社のサービスを継承する人材を増やすため、講師はリーダースタッフだけでなく、中堅と新人スタッフも挑戦してもらいました。

 

スクリーンの前で話をする新人スタッフ
研修の運営スタッフとして参加した新人スタッフ。

 

新人スタッフは研修で学び、理解し、実際現場で実践します。

 

中堅スタッフとリーダースタッフにとっては、復習と確認の機会です。

 

私たちが提供しているホスピタリティが正しいのか、互いの意見聞いたり、共有したりしながら「J-CLINICのおもてなしサービス」を構築しています。

 

 

4. どのように五感を磨くのか?

 

心のこもったおもてなしサービスをするためには、相手を観察し、五感を通して相手の考え、感情、期待を過去の経験から分析し予測し行動します。

 

それを習慣になるまで続けることで「直感」や「第六感」が生まれ、ホスピタリティの質も向上します。

 

ロープレをしているスタッフたち
患者様に予約を確認する際の手順、話し方をロープレをしながら確認しました。

 

スタッフのロープレに対し、コメントする講師
ロープレに対して、H&Gタイランドの講師の方がポイントや注意点などをコメントしてくださいました。

 

講義をするH&Gの講師
午後の講義:H&Gの講師の方から、感動のサービスを提供するためには「観察すること」「予測すること」が大事だということを教えていただきました。

 

スライドの前で話をする講師
また、報連相の重要性についても勉強しました。感動のおもてなしを実現するためには、社内の円滑なコミュニケーションは不可欠です。

 

皆の前で話をするスタッフ
報連相に関するケーススタディに挑戦するスタッフ。

 

5. J-CLINICの社会的な使命とは?

治療に来られるすべての患者様に満足していただくことが私たちの使命です。

 

満足していただくためには、結果の出る治療を提供するだけでなく、心のこもったホスピタリティ「おもてなしサービス」を提供することも大切だと考えています。

私たちのビジョン:タイで一番頼りにされるクリニックになる

 

 

しかし「おもてなしサービス」とは、マニュアル通りに簡単にできるものではなく、習慣化するまで繰り返し訓練する必要があります。

 

スタッフ一人一人が第六感を養い、質の高いサービスを提供することを目指しています。

 

6. 最後に…

日本のファミレスなどは、注文はタブレット、料理を運んでくるのはロボット、会計はセルフレジ…というのが当たり前になってきました。

 

おそらく、タイでも、そしてJ-CLINICでもそういった業務を人ではなく、機械やAIが担う日が近い将来やってくるでしょう。

 

しかし、「直感」や「第六感」を使ったおもてなしは、ロボットにはできないですし、そういう時代だからこそ信頼のコミュニケーションが求めらえるのだと思います。

 

なので、私たちはこれからも年2回この研修を実施します!

参加者全員があつまっている

H&G タイランドの講師・スタッフの皆様、今回もご指導とサポートありがとうございました!

 

前回のおもてなしサービス研修の動画です。

タイ語ですが、雰囲気はご覧いただけるかと思います(^^)

 

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

J-CLINCで受診をご検討の方はこちらをご覧ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

スマホを酷使する人の首こり、眼精疲労改善に効果あり!後頭下筋群の治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

3月31日にベーシッククラスを対象に朝の勉強会を開催。テーマは、頭蓋骨と首の骨をつなぐ筋肉「後頭下筋群」の緊張を緩めるテクニック。

 

J-CLINICのセラピストは、なぜ後頭下筋群の治療を何度も練習するのか?

 

答えは、よく使う手技治療のテクニックでありながら、深層筋の治療なので難しいからです!

後頭下筋を解剖アプリを使って勉強する
解剖アプリで後頭下筋群の勉強。

 

成人の頭の重さは約 4~6kg ほどあるといわれています。

 

その重い頭を支える後頭下筋群には負担かかかりやすいです。

 

また目の動きと連動するので、PC、スマホ、タブレットを酷使する現在のライフスタイルにおいて、この筋肉が緊張していない人はいないといっても過言ではないでしょう。

 

 

後頭下筋の緊張によって起きるトラブル

 

後頭下筋群のイラスト
後頭下筋群は後頭部周辺にある深層筋で、頭蓋骨と首の骨をつないでいる筋肉です。

 

後頭下筋の特徴

  1. 目の動きと関係

  2. 姿勢に大きく関与

  3. 神経の通り道

  4. 脳への血流に大きく関与

 

以上のことから、この筋肉が慢性的に筋緊張が起こったり、機能低下が起きたりすると下記のトラブルを引き起こします。

 

  • 首こり、肩こり

  • 頭痛

  • めまい

  • 眼精疲労

  • 慢性的な疲労感

  • 自律神経の乱れによる症状

 

 

体の使い方をイメージする

後頭下筋群の緊張を緩める時の体の使い方を練習。今日はボールとゴムバンドを使ってみました(^^)/

やわらかいボールのキャッチボールをするセラピストたち
安定したポジションで、頭を把持できるかをイメージしてもらいます。ボールを頭と想定します。

 

2人のセラピストがセラバンドを引っ張りあう。一人はしゃがんだ状態。
後頭下筋の施術では指や腕の力だけではなく、体全体を使うことが大切です。

 

セラピストが体のポジションを身に着けるトレーニングをしている
ゴムバンドを使って、体の使い方をみんなで練習してみました。

 

 

実際に施術を練習する

後頭下筋は深層筋です。まずは表層筋の緊張を緩めないと深層筋の治療はできません。

施術の先週をするセラピストたち
手の当て方、頭蓋骨を把持する角度、表層の組織のよけかた、体の使い方などを何度も練習して習得します。

 

 

今回も朝1時間、有意義な勉強会をすることができました。

 

前向きにプロフェッショナルを追求してくれるスタッフの姿勢には心から感謝してます!

 

 

学びに終わりなしです\(^o^)/

 

私は江戸後期の儒学者・佐藤一斉のこの名言が好きです。

 

佐藤一斉の名言を書いた画像
「子供のころ(若いころ)にしっかりと勉強しておけば、大人になってから社会にとって重要な仕事をすることが出来る。大人になってからも学び続ければ、老年になってもその力は衰えることがない。老年になってなお学ぶことをやめなければ、死んだ後も自分の社会への役立ちは次代の人々によって引き継がれていく」という意味です。(わかりやすい解説が東進ゼミナールのコラムに書いてあったので引用させていただきました

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

J-CLINCで受診をご検討の方はこちらをご覧ください。五十肩、インピンジメント症候群でお悩みの方は、J-CLINIC理学療法科にお問い合わせください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

凍結肩の拘縮期における治療の考え方と可動域改善のテクニックを勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

週末の朝の勉強会のレポートです。

 

3月30日にアドバンスクラスを対象に凍結肩(五十肩、四十肩)の治療について勉強しました。

 

凍結肩の回復期における、治療の考え方、手技療法のテクニック、患者様にやっていただきたいセルフケアについて勉強しました。

 

凍結肩の病期

凍結肩(五十肩、四十肩)は、40代~50代を中心に多発する肩関節の痛み、腕が上がらない、手が後ろに回せないといった運動制限を伴う症状です。

 

一般的には下記のような過程で進行し、発症してから完治するまでに2年くらいかかる人もいます。

 

五十肩の病期について説明した画像
炎症期: 強い痛み、夜間痛による睡眠障害
拘縮期: 高度な可動域制限
回復期: 可動域が徐々に改善

 

参考: NHK健康チャンネル>凍結肩(五十肩)の症状、診断、治療、注意すべきこと>凍結肩の病期

 

拘縮期の特徴

拘縮期の治療の目的は、痛みを伴わない範囲内で肩関節可動域が減少しないようにキープすることが大切です。

腕を上げると痛いと訴える女性のイラスト
炎症期では、炎症や痛みによって肩の動きが制限されていたのに対し、拘縮期では、炎症の回復過程で肩を構成する筋肉や靭帯、関節包などの軟部組織が固くなり、組織どうしが癒着することで肩関節の動きが制限されるのが特徴です。

 

人体模型を使って肩甲上腕関節について説明する講師
肩甲上腕関節の動かし方を人体模型を使って説明しています。

 

 

治療の練習

手技療法で肩の関節に動きをつける練習をしました。

肩甲上腕関節に動きをつける練習をしているセラピスト
肩甲上腕関節に動きをつける練習をしています。

 

肩甲上腕関節のイラスト
肩甲上腕関節:肩関節は球関節という構造になっており、他の関節と比べて可動域が広く、様々な方向に動かすことができるようになっています。

 

拘縮期は、急激に可動域は改善しないということを患者さんに理解してもらい、疼痛が誘発される動作や姿勢を避けてもらう必要があるため、わかりやすい説明が求められます。

 

肩甲上腕関節に動きをつける練習をするセラピスト
施術者は、回復過程で組織どうしの癒着を伴う時期であることを理解し、物理的な刺激を加えすぎないように配慮しつつ、肩関節の可動域が低下するのを最小限に抑える手技療法を行います。

 

肩甲上腕関節に動きをつける練習をするセラピスト
そして最後の回復期は、最終可動域の痛みと可動制限が残ります。それを改善させる際にも関節の動きつけます。

 

 

凍結肩のセルフケア

拘縮期の患者様向けに自宅でできるセルフケアとして、筋トレの仕方についても勉強しました。

拘縮期のホームエクササイズについて説明する講師
肩の関節に負担をかけないで、肩のインナーマッスルを筋トレする方法。インナーマッスルを鍛えることで肩関節を正しい位置にもどすのを助けます。

 

拘縮肩の場合、痛みが強い時は注射療法や薬物療法で痛みを軽減させた上で理学療法やトレーニングを正しく行う必要があります。

 

ただし、疼痛軽減を目的とした薬や注射やの乱用は注意する必要があります

 

痛みがなくなることで運動がしやすくなりますが、炎症が再発し痛みがひどくなる時があるからです。

 

J-CLINICのスタッフは治療だけではなく、患者さんの病態に合わせた説明、セルフケア、気をつけたい動作や姿勢を分かりやすく説明できるよう練習しています!

 

 

学びに終わりなしです。

 

私は江戸後期の儒学者・佐藤一斉のこの名言が好きです。

 

佐藤一斉の名言を書いた画像
「子供のころ(若いころ)にしっかりと勉強しておけば、大人になってから社会にとって重要な仕事をすることが出来る。大人になってからも学び続ければ、老年になってもその力は衰えることがない。老年になってなお学ぶことをやめなければ、死んだ後も自分の社会への役立ちは次代の人々によって引き継がれていく」という意味です。(わかりやすい解説が東進ゼミナールのコラムに書いてあったので引用させていただきました

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

J-CLINCで受診をご検討の方はこちらをご覧ください。五十肩、インピンジメント症候群でお悩みの方は、J-CLINIC理学療法科にお問い合わせください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

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J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

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腰痛の原因となる腸腰筋の緊張を緩める手技療法を練習する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

今回は3月17日、23日、24日に開催した、朝の勉強会について紹介します。テーマは腸腰筋!腰痛治療です。

 

腸腰筋とは?

腰痛を訴える方の多くが、この腸腰筋が硬くなっています。

人体模型の腸腰筋の写真
人体模型で見るとこの部分が腸腰筋です。骨盤周辺にある深層筋です。

 

腸腰筋が硬くなると、下記のようなトラブルを発症します。

  • 腰痛になりやすくなる

  • 太ももエリアに痺れを感じる

  • 姿勢が悪くなる

  • つまずきやすくなる

  • 運動のパフォーマンスが低下する

 

反り腰の人は、腸腰筋が硬くなりやすいです。また、デスクワークで座り姿勢が長い人は腸腰筋が硬い方が多いです。

 

朝の勉強会の様子

ベーシッククラス(3月17日)、ミドルクラス(3月23日)、鍼灸科クラス(3月24日)に対して、勉強会を開催。朝8時半~9時半までの1時間集中して行います。

 

人体模型を使って、腸腰筋に対する手技療法を説明する講師
腸骨筋は内臓の下にあるので、内臓をよけて治療します。そのテクニックについて説明しています。

 

腸腰筋のイラスト
下の方が腸骨筋です。

 

ベーシッククラス(3月17日)

大腿神経伸張テストの練習をしているセラピストたち
腸腰筋が硬くなっているかを確認しています。これは大腿神経伸張テスト(FNSテスト)と呼ばれる検査ですが、この検査で腸腰筋の固さもわかります。

 

腸腰筋の緊張を緩める手技治療を練習する理学療法科ベーシッククラスのセラピストたち
ベーシッククラスの手技練習。腸腰筋の周辺には血管や神経があり、デリケートな部分なので、施術をするときは注意が必要です。

 

ミドルクラス(3月23日)

腰部整形外科的テストを練習するセラピストたち
腰部整形外科的テストの練習。腰の動きと可動域をチェックし、痛みの原因となっているところがどこか検査します。

 

腸腰筋の緊張を緩める手技治療を練習する理学療法科ミドルクラスのセラピストたち
ミドルクラスの手技練習。セラピストの手のあたりが鋭いと、患者さんがその不快さから緊張してしまい、手技療法の刺激が深層筋の腸腰筋まで届きません。

 

手のあたりやリズム、患者さんの呼吸に注意しながら施術します。

 

腸腰筋の緊張を緩める手技療法を後輩に指導するアドバンスクラスのセラピスト
アドバンスクラスのセラピストが治療のポイントを指導します。

 

鍼灸科クラス(3月24日)

鍼灸科の先生たちも、腸腰筋の解剖学・手技治療について勉強しました。

腸腰筋の緊張を緩める手技治療を練習する鍼灸科の先生たち
鍼灸科の先生たちの手技練習。

 

鍼灸科のセラピストたちが腸腰筋の解剖学を勉強している。
腸腰筋に対して適切に鍼治療をするためにも、まず腸腰筋の状態、治療ポイントを知る必要があります。そのためにも、解剖学の勉強と手技治療の練習は鍼灸科の先生たちにとっても重要です。

 

J-CLINICのスタッフは解剖学について復習、技術練習を積み重ねています。体の理解を深めて、結果の出せる、変化の出せる治療家を目指しています。

 

学びに終わりなしです。私はこの言葉が好きです(^^)

 

佐藤一斉の名言を書いた画像
「子供のころ(若いころ)にしっかりと勉強しておけば、大人になってから社会にとって重要な仕事をすることが出来る。大人になってからも学び続ければ、老年になってもその力は衰えることがない。老年になってなお学ぶことをやめなければ、死んだ後も自分の社会への役立ちは次代の人々によって引き継がれていく」という意味です。(わかりやすい解説が東進ゼミナールのコラムに書いてあったので引用させていただきました

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

J-CLINCで受診をご検討の方はこちらをご覧ください。五十肩、インピンジメント症候群でお悩みの方は、J-CLINIC理学療法科にお問い合わせください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

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J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

 

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五十肩と腰痛の整形外科的テスト、問診、治療法を勉強する|J-CLINIC 理学療法科・鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。3月18日に月例勉強会を開催しました。

 

理学療法科の勉強会

  1. 超音波で膝関節をみる練習

  2. 肩関節の整形外科的テストと治療を練習

  3. 腰部整形外科的テストの練習

 

 

1. 超音波検査(エコー検査)で膝関節をみる練習

先月の続き、今回も膝関節の勉強です。

膝関節をエコーで見る練習をしているセラピストたち
超音波を使って膝関節の画像を検査する練習をしています。

 

膝関節のイラスト
膝周囲の軟部組織(筋肉、靱帯、脂肪、関節包)を見る練習をしました。

 

エコー検査で膝関節周囲の軟部組織が見えるようになることで、オスグッド・シュラッター病 、 ジャンパー膝、腸脛靱帯炎、鵞足炎などの診断がより正確になります。

 

今回は、前十字靭帯と後十字靭帯もみてみました。前十字靭帯は奥の方にある靭帯、後十字靭帯の周りには似たような靭帯があるので、エコーを使って画像に映し出すには、技術が必要です。

 

※一般的に前十字靭帯の損傷または断裂の診断にはMRI検査を行います(J-CLINICでは、MRIの検査設備はありません)。

 

 

2. 肩関節の整形外科的テストと治療を練習する

肩の症状の問診、動きのチェックの仕方を練習しているセラピスト
肩の症状の問診、動きのチェックの練習をしています。

 

肩の可動域を検査する練習をするセラピストたち
肩関節を静止している状態・肩関節を動かした状態で、どこにどのような痛みや歪み、可動域制限があるのかをチェックする練習をしています。

 

整形外科的テストとは、理学的検査とも呼ばれ、道具を使わないで行う徒手検査です、徒手検査は目と手を使って、患部と思われる部位を動かしたり、延ばしたり、患者様に抵抗運動をしてもらいながら、筋肉、神経、靭帯、関節のどこに異常があるのかを医師または施術者の手と目で検査することです。

 

参考:【整形外科的テスト】肩関節に関するの28のスペシャルテスト

 

 

次は、マッサージガンを使った治療の練習です。

 

マッサージガンを使って、肩周辺の筋肉を緩める練習をしているセラピストたち
四十肩、五十肩やインピンジメント症候群の治療で、マッサージガンを使って筋肉の緊張を緩めます。

 

マッサージガンを使って、肩周辺の筋肉を緩める練習をしているセラピストたち
肩の表層筋(三角筋)の緊張を緩める練習です。

 

 

五十肩の患者様は腕を上げた時にこの三角筋の部分が痛いと訴える方が多いです。

 

肩の表層筋 三角筋のイラスト
肩にある三角筋。実際、痛みの原因は三角筋の下にある深層筋にあることが多いのですが、その深層筋を治療するためにはまずは三角筋の緊張を緩める必要があります。

 

 

この後、超音波療法の練習もしました。

 

2. 腰部整形外科的テストの練習

筋肉や椎間関節、仙腸関節の異常の有無、ヘルニア、神経症状の有無を確認し腰痛の原因を分析する勉強をしました。

腰部整形外科的テストを練習しているスタッフたち

 

鍼灸漢方科の勉強会

 

  1. 過敏性腸症候群の治療について

  2. カッピングの治療の紹介

 

前半は、IBS(過敏性腸症候群)鍼灸治療と漢方薬を用いた治療法について勉強しました。

 

 

後半は、中医師の先生が鍼灸科の治療について、理学療法科スタッフや受付スタッフに紹介するコーナーです。

 

今回のテーマはカッピング療法です。

カッピング療法について説明する中医師たち
カッピングの痕の色でわかる体の状態、カッピングの効果について中医師の先生たちが説明しました

 

カッピング療法を実際にやって、カップの痕の色について説明する先生
カップが吸い込まれたところが薄いピンク色、赤色、黒っぽい赤色等のアザみたいな痕が付きます。これは、患者さんのさまざまな体質や不調を表します。

 

カップの痕の色別でわかる体質・不調については、こちらの記事へ:カッピングと理学療法で腰と股関節の痛みを治療する|J-CLINIC鍼灸科

 

治療の分野を超えて知識を増やすことで、患者様のお悩みにベストな提案ができるようにすることが狙いで始めたコーナーです。

 

 

 

受付&カスタマーサービススタッフの勉強会

受付カスタマーサービスチームが勉強会とミーティングをしている
頸と膝の症状の日本語通訳の練習。患者様からのよくある質問に対する受け答えを練習しました。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

私たちは20マイル行進です。

 

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

 

 

J-CLINICで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

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J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

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Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

上位交差性症候群、肩こり、頭痛、手の痺れを治療する手技治療|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

今回のブログでは、2月18日、2月25日、3月9日に実施した朝の練習会について紹介します。2月後半の朝練のテーマは、首肩周りの治療です!

3月9日の朝練:上位交差性症候群の手技治療を練習する

 

ミドルクラスのスタッフ向けに上位交差性症候群の治療の手技練習をしました。

 

上位交差性症候群は、頭や肩が前に出てしまい、背中が丸まっている姿勢のことです。

上位交差性症候群の女性の写真
上位交差性症候群は、猫背の感じです。頭や肩が前に出てしまい、背中が丸まっている姿勢です。この症候群はストレートネックを誘発し、肩こりや頭痛・手の痺れなどの原因になります。

 

 

 

解剖のイラストで見るとこんな感じです。

 

上位交差性症候群の解剖イラスト
緊張して短縮しやすい筋肉グループ(Tight)と、伸ばされて筋力低下しやすい筋肉グループ(Weak)が、Xにクロスした状態で存在し、筋肉バランスの機能障害を起こします。

 

今回は、緊張すると上位交差性症候群になる恐れのある、4つの筋肉を緩める手技治療を練習しました。

  1. 後頭下筋群

  2. 胸鎖乳突筋

  3. 脊柱起立筋(肩甲骨内縁)

  4. 斜角筋

 

朝練の練習風景です。

後頭下筋群の施術を後輩にやってみせる、リーダースタッフ
後頭下筋群の施術の練習です。アドバンスクラスのセラピストが見本を見せます。

 

胸鎖乳突筋の緊張を緩めるための手技練習をするスタッフ
胸鎖乳突筋の筋肉の緊張を緩める練習をしています。

 

脊柱起立筋の筋肉の緊張を緩める練習をしているスタッフ
脊柱起立筋の筋肉の緊張を緩める練習です。

 

これらの練習によって正しい体の使い方を習得し、効率よく治療をします。

 

 

2月18日の朝練:頸部の筋肉を緩めるテクニック手技治療を練習する

 

ベーシッククラスのスタッフ向けの朝練です。首肩の痛み、頭痛、腕の痺れなどに効果的な手技治療を練習しました。

 

頸部周辺の筋肉は重なり合っています。胸鎖乳突筋、僧帽筋、肩甲挙筋、斜角筋、板状筋、半棘筋、後頭下筋群など。

 

それらの筋肉を包む筋膜どうしの滑走が悪くなると、動かしにくさや血行障害を引き起こします。筋膜と筋膜が癒着して、血行不良になることで痛みや痺れを引き起こします。

胸鎖乳突筋と斜角筋の緊張を緩める練習をしています。

 

肩甲挙筋と胸鎖乳突筋のイラスト
肩甲挙筋と胸鎖乳突筋の緊張を治療によって緩めていきます。

 

 

斜角筋のイラスト
前方には斜角筋があります。

 

後頭下筋群の治療の練習です。

 

筋膜と筋膜の癒着をとれように繰り返し練習しました!

 

 

2月25日:後頭下筋群のリリーステクニック!

 

本当に何度も繰り返し練習しているんです…。今回はミドルクラスのスタッフを対象の朝練です。

人体模型を使って、頸部周辺の筋肉の説明をする講師
頸部の筋肉について、模型と解剖アプリを使って確認します。

 

後頭下筋群の特徴は3つ。

  1. 目の動きと関係(眼球運動により収縮)
  2. 姿勢に大きく関与(筋紡錘の密度が高い)
  3. 神経、血管の通り道

 

つまり、この筋肉が慢性的に筋緊張や機能低下すると、首こり、肩こり、頭痛、めまい、眼精疲労、慢性的な疲労感、自律神経失調症などのトラブルを引き起こしやすくなります。

後頭下筋群の緊張を緩める手技練習をするスタッフたち
後頭下筋群の緊張を緩める手技練習をしてます。

 

後頭下筋群のイラスト
後頭下筋群

 

後頭下筋群は深層部にあります。この筋肉を治療するためには表面の皮膚や筋肉の緊張を緩める必要があります。したがって、手の当て方、頭蓋骨を把持する角度、表層の組織のよけかた、体の使い方などなど、テクニックを習得しなければなりません。

 

J-CLINICのスタッフは治療の勘が身につくまで、繰り返し勉強&練習します。

 

学びに終わりなしです。私はこの言葉が好きです。

 

佐藤一斉の名言を書いた画像
「子供のころ(若いころ)にしっかりと勉強しておけば、大人になってから社会にとって重要な仕事をすることが出来る。大人になってからも学び続ければ、老年になってもその力は衰えることがない。老年になってなお学ぶことをやめなければ、死んだ後も自分の社会への役立ちは次代の人々によって引き継がれていく」という意味です。(わかりやすい解説が東進ゼミナールのコラムに書いてあったので引用させていただきました

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

J-CLINCで受診をご検討の方はこちらをご覧ください。五十肩、インピンジメント症候群でお悩みの方は、J-CLINIC理学療法科にお問い合わせください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

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カッピングと理学療法で腰と股関節の痛みを治療する|J-CLINIC鍼灸科

こんにちは、バンコクJ-CLINIC鍼灸科中医師のPINGです。今回は、カッピング療法についてお話します。

 

ブログの後半に、カッピングと理学療法で腰痛と股関節を治療した患者様の症例を紹介します。

 

中医学の伝統的な治療法

カッピング療法 (Cupping Therapy)は数千年前から行われている中医学の伝統的な治療法の1つです。

 

古代では竹など身近にある単純なものから始まり、次第に陶器のカップやボウルなど、より安全で使いやすい器具へと変更しました。現在のカッピング治療に使用になっているような吸い玉(プラスチック製やグラス製等)まで進化してきました。

カッピングの施術をするJ-CLINICの中医師
カッピングの施術をするJ-CLINICの中医師

 

カッピング療法の手順

医師がアルコールに浸したコットンをピンセットで取り出し、火をつけて、カッピング用のグラス製カップの中でかき混ぜて真空状態にします。 患者さんの患部を目指し直ちにカップを載せます。

 

肩、背中、二の腕、太ももなどの筋肉部分、痛みのある部位に施術を行います。

 

カップがその部位の皮膚をしっかりと吸引し、 5〜10分間載せた後、カップを取り外します。

 

カップの痕の色で体調チェック

カップが吸い込まれたところが薄いピンク色、赤色、黒っぽい赤色等のアザみたいな痕が付きます。これは、患者さんのさまざまな体質や不調を表します。

 

  1. 薄いピンク色:体が健康であることを意味します。気血がうまく循環することが分かります。

  2. 黒っぽい赤色:体に湿った熱が蓄積し、疲労、筋肉痛が起こっていることが分かります。

  3. 黒に近い暗い紫色:慢性的な筋肉痛、気と血液の停滞、又は鬱血状態が起こっている可能性があります。

  4. 肌色の白っぽい色:気血両虚が起こっていると考えられます。身体のエネルギーが不足していると意味します。

  5. 赤の中に紫色の斑点があった痕:その部分に気の滞りや鬱血が起こっており体内に冷えが溜まっていると考えられます。

 

例えば、この方の場合は5番目に該当します。

血行が悪い箇所ほど、赤みが強くでます。この患者様は体が冷えており、肩こり・生理痛などのお悩みがありました。

 

カッピングで気や血液の巡りを改善

中医学においてカッピング治療は血液循環を促進し、毒素(毛細血管の末端のうっ血、または体内にこもっている熱)を除去する効果があります。

 

カップ内の空気を追い出す火の熱が“気”を温めて循環を促進します。気や血液の巡りが改善されると痛みや不調が緩和します。

 

真空の仕組みを利用して血流を改善

カッピング療法は真空の仕組みを利用することによって、皮膚が引っ張られ、毛細血管をわざと破壊して毛細血管の圧力を調整します。

 

溜まった血液(瘀血)が皮膚の表面に引き上げ、アザのように見えます。他の部分からの血液もそれを入れ替えるため流れ込みます。

 

そのため、血流がよくなります。身体の老廃物の排出する工程を介してこれらの瘀血を除去します。壊れた毛細血管については体は自ら修復することができます。

 

 

カッピング治療の後は白湯がおすすめ

 

通常、カッピングの施術後患者は施術したところに若干だるさを感じます。

 

  • カッピング治療の後ではシャワーを浴びることや冷たい風に当たることなど避けましょう。治療直後に体を冷やすと施術箇所のうっ血状態が悪化になったり、軽くなった痛みが逆に強くなります。冷たいシャワーを浴びたり、プールに入るのは2~3時間を空けるといいでしょう。

  • 気や血流を更に改善するため、白湯を飲むのもおすすめです。

  • カッピングの痕が施術5~7日後程度で消えていきます。

 

 

こんな方にカッピング治療がおすすめ

 

  • 血行不良による首、肩、腰、背中などに痛みがある方

  • 風邪の初期の方、不眠でお悩みする方や体全体のバランスを整えたい方

 

*皮膚感染症、疲労感のお持ちの方、妊婦、疾患を持つ高齢者の方にはカッピングをお勧めしていません。もし、カッピング治療を受ける場合は、必ず事前に中医師へご相談くだい。

 

 

理学療法とカッピング治療の併用

カッピングは内科的疾患と筋肉の痛みの両方を治療することができます。

 

腰痛や肩こりなど筋肉の痛みの場合、治療の前に整形外科的テスト(※)と姿勢をチェックし、痛みの原因を検査します。

 

※整形外科的テスト:道具を使わないで行う徒手検査です、徒手検査は目と手を使って、患部と思われる部位を動かしたり、延ばしたり、患者様に抵抗運動をしてもらいながら、筋肉、神経、靭帯、関節のどこに異常があるのかを医師または施術者の手と目で検査することです。(写真は腰痛の整形外科的テストです)

 

検査の後、理学療法、鍼、カッピングなど、患者様の体の状態にあった治療法を提案します。

 

 

症例:腰と股関節の痛みをカッピングと理学療法で治療

男性A さん(38歳)は、エクササイズ中に腰痛と左の股関節痛を発症しました。

筋トレをしている男性
Aさんは、ほぼ毎日筋トレ、ウォーキングなどのエクササイズをしていました。エクササイズをしているときに特に腰と股関節が痛くなるといっていました。

 

問診と検査の結果、原因は背中の筋肉の使いすぎ、オーバーユースが原因でした。

 

Aさんは、J-CLINICに9週間(週1回)通院。痛みの状態に合わせて、理学療法(手技・電気)とカッピングを受けました。

 

手技療法

背中の筋肉を手技治療で緩めている
カッピング治療と並行して、理学療法科で背中の筋肉を緩める手技治療も行い、体幹のバランスを整えました。

 

電気治療

腰痛のトリガーポイントを狙って電気治療器のプローブをあてる練習
痛みの強い腰と左の股関節には超音波治療で痛みを緩和させました。

 

カッピング療法

カッピングをした後の背中の状態
最初の治療の画像が左です。カッピングの痕の色は、黒に近い暗い紫色。慢性的な筋肉痛、気と血液の停滞、又は鬱血状態が起こっている可能性があると診断しました。右側が9回目の治療の写真。痕の色が薄くなった(ピンク色)ことが写真からわかります。緊張していた筋肉が緩み血行が改善されたためです。患者様の体幹のバランスもよくなりました。

 

治療の後、体幹を鍛えるトレーニング、マッサージボールを使って背中と腰の筋肉を緩める方法もお伝えしました。

 

腰と股関節の痛みが取れて、背中の筋肉の緊張がほぐれて伸縮性が向上し、治療は終了しました。

 

J-CLINICでのご受診をご検討中に方は、こちらをご覧ください。

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

初診の場合は、鍼灸漢方科の日本語通訳がいる日にご受診ください。

よくあるご質問ですが、当院には鍼灸漢方科に勤務する日本人鍼灸師はおりません。

鍼灸治療や漢方薬を処方する資格をもった中医師(Traditional Chinese medical doctor)の先生が問診と施術を行います。鍼の打ち方は痛みの少ない日本式をとり入れています。

鍼灸漢方科の治療では、タイ人の中医師の先生が体質タイプの診断、治療効果について東洋医学と中医学の用語を使って説明します。そのため、日本語通訳を通してお話ししていただくことがより理解が深まります。

 

鍼灸漢方科に日本語通訳がいるスケジュール

 

 

お子様連れの方も歓迎です。キッズルームが全院に完備してあります。

 

 

ご予約はお電話、お問い合わせフォームFacebookからお気軽にお問合せください。お問い合わせフォームかFacebookからメッセージをいただくと、日本人が返信します。

 

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J-CLINICはバンコクスクンビットエリアに3店舗

プロンポン院(スクンビットソイ31のパクソイRSU Tower4階)

 

トンロー院(トンローソイ13・ホームプレイスビルディング地下1階)

エカマイ院(スクンビットソイ42・バンコクメディプレックス3階)

 

J‐CLINICが提供している治療

理学療法
対象疾患:腰痛、五十肩、膝痛、頭痛、坐骨神経痛、捻挫、手術後リハビリ、スポーツや事故による怪我など(保険治療をご希望の方はこちらのページをご覧ください。

 

鍼灸治療
対象疾患:美容鍼、PMS、不眠、頭痛、不妊、逆子、生理不順、眼精疲労、胃腸系疾患、整形外科疾患、抑うつ、更年期症状など(鍼灸治療は保険は適用外です)

首こり、肩こり、頭痛、めまい、自律神経失調症の鍼治療|J-CLINIC鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

今回のブログでは、2月24日と3月10日に行った、鍼灸科のスタッフを対象にした朝練の様子を紹介します。2月後半~3月の朝練は首の治療です!

 

2月24日の朝練

首肩の痛み、頭痛、めまい、眼精疲労、自律神経失調症状などに効果的な首回りの筋肉を緩める治療

 

横向きで重なり合う筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋、斜角筋、半棘筋)の筋膜の癒着を手技治療でほぐす練習をしています

まずは、横向きで重なり合う筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋、斜角筋、半棘筋)の筋膜の癒着を手技治療でほぐす練習です。

 

 

治療を受ける人に横になってもらい、上腕骨を動かしながら筋肉の緊張を緩めるテクニックを練習するセラピストたち
写真では斜角筋の緊張を緩めるテクニックを練習しています。

 

患者様に横向きの姿勢になってもらうと、セラピストが患者様の上腕骨を自由に動かすことができます。

 

上腕骨を動かすことで、首周りの筋肉が付着する鎖骨や肋骨、肩甲骨を間接的に動かしながら施術することができるので、柔軟性を失い固くなっている筋肉が把握しやすいのです。

 

ストレッチを色々な方向にかけることができるで、施術者が治療ポイントに与えられる刺激のバリエーションが増えます。

 

 

 

斜角筋の場所がわかるイラスト

斜角筋はここです。

頭蓋骨、頚椎、肩甲骨まわりで重なり合う筋肉。
頭蓋骨、頚椎、肩甲骨まわりは複数の筋肉が重なりあってます。

 

次は、デスクワークや猫背などの不良姿勢で緊張しやすい肩甲挙筋と後頭下筋群への鍼の練習です。

 

肩甲挙筋の治療ポイントを探す練習をしているセラピストたち
肩甲挙筋と斜角筋をマッサージしながら、鍼の治療ポイントを探す練習です。

 

 

肩甲挙筋と後頭下筋に対する鍼治療を練習するセラピストたち
後頭下筋群に対する鍼治療。触診で治療ポイントを把握し、機能解剖学上、負担のかかりやすい骨際を狙って刺鍼していきます。

 

 

後頭下筋群のイラスト
後頭下筋群の筋肉の緊張を緩めることは、首こり、肩こり、頭痛、眼精疲労の解消にも繋がります。

 

鍼を打つポイントは、患者さんを緊張させずに治療ポイントに鍼を打つことです。そのためには、安定した押手を習得することです。

 

ちなみに押手(おしで)とは、鍼の入っている鍼管を親指と人差し指を使って軽くつまんで立たせている方の手の動きです。

 

ふくらはぎに鍼を打つ医師
参考までに手元のアップの写真です。鍼管を持っている方の手が押手です。

 

 

3月10日の朝練

後頭下筋群を緩める手技治療と鍼治療

前回の朝練の復習です!

解剖の勉強をするセラピストたち
まずは、解剖の勉強からです。解剖アプリで今日の練習する治療ポイントを確認します。

 

後頭下筋群の特徴は3つ。

  1. 目の動きと関係(眼球運動により収縮)
  2. 姿勢に大きく関与(筋紡錘の密度が高い)
  3. 神経、血管の通り道

 

つまり、この筋肉が慢性的に筋緊張や機能低下すると、首こり、肩こり、頭痛、めまい、眼精疲労、慢性的な疲労感、自律神経失調症などのトラブルを引き起こしやすくなります。

 

口頭下筋群を緩める手技治療の練習
後頭下筋群を緩める手技治療の練習。

 

後頭下筋群は深層部にあります。この筋肉を治療するためには表面の皮膚や筋肉の緊張を緩める必要があります。したがって、手の当て方、頭蓋骨を把持する角度、表層の組織のよけかた、体の使い方などなど、テクニックを習得しなければなりません。

 

口頭下筋群に鍼を打つ練習をしているセラピスト。
後頭下筋群に鍼を打つ練習をしています。

 

口頭下筋群に鍼を打つ練習をするセラピスト
先輩が指導しながら、鍼治療の練習をします。

 

手際よくポイントを捉え、患者さんの体に負担をかけずに効率よく治療できるように、J-CLINICのセラピストは繰り返し治療技術を練習しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

J-CLINCで受診をご検討の方はこちらをご覧ください。五十肩、インピンジメント症候群でお悩みの方は、J-CLINIC理学療法科にお問い合わせください。

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五十肩・四十肩の炎症期における問診と治療法を勉強する|J-CLINIC理学療法科

 

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

今回のブログでは、3月2日と2月11日に行った、肩の治療に関する勉強会について紹介します。

 

アドバンスクラス 3月2日

四十肩・五十肩における炎症期の理学療法治療について

五十肩、四十肩の病期について講義をする講師
凍結肩(四十肩・五十肩)の病期とその治療法について確認しました。

 

四十肩・五十肩は、40代、50代を中心に多発する肩関節の痛みと腕が上がらない、手が後ろに回せない等の運動制限を主な症状とします。

 

肩が痛くて上がらない人の写真
凍結肩は、発症してから治るまでに2年くらいかかる人もいます。

 

 

 

五十肩・四十肩の病期

  • 炎症期: 強い痛みに、夜間痛による睡眠障害

  • 拘縮期: 高度な可動域制限

  • 回復期: 可動域が徐々に改善

参考: NHK健康チャンネル>凍結肩(五十肩)の症状、診断、治療、注意すべきこと>凍結肩の病期

 

五十肩の病期について勉強するスセラピストたち
炎症期の肩の状態によっては、理学療法と注射療法や薬物療法の併用が効果的な場合もあるので、患者様がどの病期(ステージ)にいるのかを正しく分析することが重要です。

 

五十肩・四十肩の病期と炎症期の治療

  • 炎症期: 炎症を速やかに治める

  • 拘縮期: 高度な可動域制限

  • 回復期: 可動域が徐々に改善

 

炎症期の治療は、炎症が起きている肩甲上腕関節の安静を保ちながら、炎症が起きていない肩甲胸郭関節の適度な動きを誘導する必要があります。

 

肩甲胸郭関節を上から見たイラスト
肩甲胸郭関節を上から見たイラスト。肩甲胸郭関節の動きを誘導ですることで、この関節が固まるのを防ぎます。

 

患者様にご自身の肩の状態を理解してもらい、痛みを誘発するような動作や姿勢を避けてもらう必要があります。

 

そのためセラピストは、病理と解剖の理解を深め、患者さんの病態に合わせて、自宅でできるホームケア、気をつけたい動作や姿勢も説明できるようにします。

 

ミドルクラス 2月11日

五十肩・四十肩の手技治療を練習する

 

五十肩、四十肩の手技治療を練習するミドルクラスのスタッフ
四十肩、五十肩、インピンジメント症候群など、肩のあがらない症状を改善するための手技治療を練習しました。

 

上腕肩甲関節や肩関節周辺の深層筋を治療の前に緩めておきたい筋肉の緊張を緩めるテクニックです。

 

肩甲上腕関節のイラスト
上腕肩甲関節は球関節という構造になっており、他の関節と比べて可動域が広く、様々な方向に動かすことができるようになっています。

 

肩関節の構造
肩関節は、背骨、肋骨、肩甲骨、鎖骨、上腕骨が連動して動いています。

 

上記の骨を繋ぐ周辺の筋肉の柔軟性や機能を、手技治療で改善していきます。

棘下筋の緊張を緩める練習をしているセラピスト
棘下筋を緩める練習をしています。肩甲上腕関節の動きを良くするため、この筋肉を緩めます。

 

ローテーターカフのイラスト
棘下筋など、肩甲骨の外側から上腕骨に筋肉が付着しています。

 

ポジション、手のあたり、体の使い方を確認しながら、皮膚の引っ張りや不快な緊張を起こさず筋肉を緩められるように繰り返し練習します。

 

肩甲骨に付着する複数の筋肉を手技治療で緩めています
肩甲骨に付着する複数の筋肉を手技治療で緩めています

 

脊柱起立筋を手技治療で緩めています
肩の動きに関連する背中の筋肉(脊柱起立筋)の緊張を緩める手技治療の練習もしました。

 

背中の筋肉のイラスト
背中の筋肉のイラスト

 

 

前向きに治療家としてプロフェッショナルを追求してくれるスタッフの姿勢には心から感謝してます。

 

朝練でプロとして時間を有効活用

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会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

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私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

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日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

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ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

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腰痛や頚椎椎間板ヘルニアなどの整形外科的テスト、治療計画、問診、治療を練習する|J-CLINIC理学療法科・鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。2月19日に月例勉強会を開催しました。

 

理学療法科の勉強会のテーマ

  1. 超音波で膝関節を診る練習

  2. 頚椎ヘルニアなど、首の痛みの治療計画を立てる

  3. 腰痛の検査、問診、治療を練習する

 

 

1. 超音波検査(エコー検査)で膝関節を診る練習

超音波を使って足関節の画像を検査する練習をしているセラピスト
超音波を使って膝関節の画像を検査する練習をしています。

 

膝関節のイラスト
膝周囲の軟部組織(筋肉、靱帯、脂肪、関節包)を見る練習をしました。

 

エコー検査で膝関節周囲の軟部組織が見えるようになることで、オスグッド・シュラッター病 、 ジャンパー膝、腸脛靱帯炎、鵞足炎などの診断がより正確になります。

 

なお、一般的に前十字靭帯の損傷または断裂の診断にはMRI検査を行います(J-CLINICでは、MRIの検査設備はありません)

 

 

2. 頚椎椎間板ヘルニアなど、首の痛みの治療計画を立てる

頚椎症性神経根症頚椎椎間板ヘルニア胸郭出口症候群にお悩みの患者様向けの検査と治療についてです。(頸部の症状名のリンクは公益社団法人 日本整形外科学会のサイトにリンクします)

 

モアレグラフィー画像を使って患者様の姿勢を分析し、次に頸部整形外科的テストを実施。分析してわかった痛みの原因に対して、治療内容を組み立てる練習をしました。

 

頸部整形外科的テストをしています。

 

整形外科的テストとは、理学的検査とも呼ばれ、道具を使わないで行う徒手検査です、徒手検査は目と手を使って、患部と思われる部位を動かしたり、延ばしたり、患者様に抵抗運動をしてもらいながら、筋肉、神経、靭帯、関節のどこに異常があるのかを医師または施術者の手と目で検査することです。

 

頸部整形外科的テストを練習するセラピスト
検査の精度は、微妙な角度、圧の強さで変わってくるので先輩が修正します。

例えば、頚椎症、胸郭出口症候群の場合、痛みの出ている場所と痛みの原因となっている場所が違うことが多いです。患者様が訴える主訴と姿勢の分析と整形外科的テストの検査結果を照らし合わせながら治療ポイントを決めていきます。

 

2. 腰痛の検査、問診、治療を練習する

急性腰痛、慢性腰痛など腰が痛い患者様向けの検査と治療です。

 

腰部整形外科的テストを実施。分析してわかった痛みの原因に対して、治療内容を組み立てて患者様に問診をする練習と手技練習をしました。

 

腰部整形外科テキストを指導するセラピスト
腰の筋肉、関節、神経どの組織にどのような緊張が出ているかを確認する検査の練習です。

 

腰部整形外科的テストを練習するセラピストたち
痛みの出ているところと原因となる場所は違うことが多いので注意深くチェックしていきます。

 

腰痛の手技治療を教えるセラピスト
腰痛治療の基本、背部起立筋を緩める手技練習をしました。アドバンスクラスのセラピストが指導にします。

 

 

脊柱起立筋の説明イラスト
脊柱起立筋という背中の筋肉が固くなり、体幹の可動性が低くなると、体を動かした時の負担が腰にかかりすくなります。

 

腰痛の手技治療を練習するスタッフ
体重のかけ方、肘の角度など、効率よく深層筋を緩めるためには正しいポジションや体の動かし方を習得する必要があります。

 

電気治療(ハイボルト療法と超音波治療)の練習もしました。電気治療をすることで、細胞の修復を促進します。ケガの治りを早くして、痛みを緩和する効果があります。

 

問診、患者様に説明する練習
問診練習と再発防止のためのトレーニング指導の練習です。治療して痛みが緩和した後も腰痛が再発しないよう、当院のスタッフは姿勢改善の重要性を理解してもらえるような説明の仕方を練習しています。

 

治療の細かいところまで確認、練習することができて、とても充実した勉強会となりました!

 

鍼灸漢方科の先生が顔カッサを紹介

中医師の先生が鍼灸科の治療について紹介するコーナーです。今回は顔カッサ(刮痧)についてです。

 

顔カッサとはお肌のメンテナンスやトラブルを改善する中医学の治療法です。

 

中医師の先生が理学療法科と受付スタッフにカッサマッサージをやってみせている
中医師の先生が理学療法科のスタッフにカッサマッサージを実践しながら、その効果について説明します。

 

治療の分野を超えて知識を増やすことで、患者様のお悩みにベストな提案ができるようにすることが狙いで始めたコーナーです。

 

受付&カスタマーサービススタッフの勉強会

2チームにわかれて、理学療法科と鍼灸漢方科の通訳の勉強をしました。

受付兼カスタマーサービスの勉強会とミーティング
理学療法科と鍼灸漢方科の通訳の勉強をしました。理学療法科の通訳練習では、膝の問診の通訳の練習をしました。通訳勉強会の後は、業務に関するミーティングもしました。

 

当社の月例勉強会は治療スタッフと受付スタッフが全員参加し、チーム毎とレベル毎にわかれて勉強します。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

私たちは20マイル行進です。

 

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICの勉強会を動画で紹介

月例勉強会の様子です。タイ語ですが、雰囲気は感じていただけるかと思います(^^)

 

J-CLINIC’s Study Sessions | Physical Therapy & Acupuncture Clinic | (5 Minutes Version)

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

J-CLINIC’s Study Sessions | Physical Therapy & Acupuncture Clinic (10 Minutes Version)

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

 

J-CLINICで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

四十肩、インピンジメント症候群など肩関節の不調を治療する練習|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

当院では、治療スタッフ対象に週末朝1時間、治療の勉強&練習会を開催しています。朝練です!

 

2月3日と2月17日は、2週にわたりアドバンスクラスを対象に「肩甲上腕関節(肩関節)の可動域を広げるテクニックの練習」をしました。

 

四十肩、五十肩インピンジメント症候群を患っている人は、この肩甲上腕関節の動きが悪いです。

 

 

肩甲上腕関節のイラスト
肩甲上腕関節は球関節という構造になっており、他の関節と比べて可動域が広く、様々な方向に動かすことができるようになっています。その動きを可能にするために骨や関節、周囲の軟部組織が絶妙なバランスを保ち構成されています。

 

デスクワーク等によって姿勢不良を起こすと、このバランスが崩れて、痛みが発生、痛みが長期化する場合があります。

 

2月3日:手技治療の練習

 

肩甲上腕関節の説明をしている
肩甲上腕関節が正しい動きを取り戻すために、肩関節の可動域制限が起こるメカニズムを理解し、どの組織にどのような刺激をどのように入れるべきかを確認しました。

 

肩甲上腕関節に動きをつけている
肩甲上腕関節に動きをつける練習です。この関節の動きが悪いと肩が上がらない。または、肩を上げた時に痛みを感じます。

 

肩甲上腕関節の可動域の影響する筋肉や靭帯の治療も練習しました。

肩の靭帯をストレッチしている
肩の靭帯をストレッチする練習。

 

 

小胸筋の緊張を緩めてる
小胸筋の緊張を緩める練習。猫背の人はここの筋肉が硬くなっている傾向があります。姿勢改善にも効果があります。

 

肩関節内の癒着した組織に対して少しずつ可動域を広げる施術を繰り返し行うため、解剖の知識とセラピストの手の感覚が非常に大事です。

 

2月17日:電気治療の練習

J-CLINICの電気治療器、コンビネーション刺激装置の本体の写真
J-CLINICの理学療法機器。この1台で、超音波治療、電気刺激治療(ハイボルト療法)、マイクロカレント療法ができる「コンビネーション刺激装置」です。

 

この日の朝練では、肩甲上腕関節の可動域を広げる超音波治療を練習しました。

 

上腕骨の骨頭に動きを付けています
上腕骨の骨頭に動きを付けています。腕が上がらない人向けの治療です。

 

どの方向でどの組織(筋、靭帯、関節包など)に動きの制限がかかっているか把握し「適切な電気刺激を加えて、組織を伸ばす」というのを繰り返しながら全体的な柔軟性を出していきます。

 

肩関節を包む関節包や靭帯に超音波をあてて柔軟性を高める治療をしている
肩関節を包む関節包や靭帯に超音波をあてて柔軟性を高める治療です。こちらも肩が上がらない人向けの治療です。

 

繰り返し練習し、治療の感を育ています!

 

J-CLINICの肩治療

「肩が痛いです、鍼治療だけで治すことができますか?」または「病院では超音波治療を勧められたので、電気治療だけできますか?」というご質問を良くいただきます。

 

答えは「鍼だけ、電気だけではなく、手技治療と電気治療と鍼治療を組み合わせた治療プランを提案することが多い」です。

 

鍼は患部に刺激を入れて血流を良くすることで、可動域の改善および痛みの緩和につながりますが、痛みの原因が患部ではなく体幹の歪みなどにあることが多いです。その場合は、手技治療が効果的です。

 

実際は問診の際に、痛みの状況をお伺いして、動き・可動域の検査、痛みの深さなどを細かく検査し、根本治療を目指した治療方法・計画を立てます。

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

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ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

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J-CLINCで受診をご検討の方はこちらをご覧ください。五十肩、インピンジメント症候群でお悩みの方は、J-CLINIC理学療法科にお問い合わせください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

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▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

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ぎっくり腰、五十肩、坐骨神経痛、腱鞘炎、捻挫に効果的な超音波治療|J-CLINICの理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

治療スタッフ対象に週末朝1時間、治療の勉強&練習会を開催しています。朝練です!

 

2月4日は、新人スタッフを対象に電気治療の練習しました。

 

新人クラスの朝練の様子
プローブを治療ポイントに正しくあてて、効果的な治療方法を指導しました。

 

電気治療は、ぎっくり腰、慢性の肩凝り、五十肩、坐骨神経痛、腱鞘炎、捻挫、肉離れ、また手術後のリハビリテーションに効果的な治療の1つです。お子さんによく見られるオスグット病、シンスプリント、スポーツによる様々な怪我の治療にも適しています。

 

 

電気治療で期待できる効果

  1. 血流の循環不全による疼痛の軽減、靭帯と筋肉の柔軟性向上

  2. 炎症反応の抑制

  3. 治癒力を促進して再生組織を活性化する

 

 

また、電気療法によって刺激が違います。以下、J-CLINICの電気治療の特徴と効果について紹介します。

 

 

J-CLINICの電気治療

J-CLINICでは、患者様の症状に合わせて、下記治療器を使って効果的な施術を行います。

 

J-CLINICの電気治療器(コンビネーション刺激装置)

セラピストがハイボルテージ治療器で足の治療をしている
この理学療法機器は1台で、超音波治療、電気刺激治療(ハイボルト療法)、マイクロカレント療法ができる「コンビネーション刺激装置」です。

 

1.  ハイボルト療法

ハイボルト療法、高電圧電流を用いて、皮膚に抵抗を与えずに電流刺激を深部組織まで到達させることができます。

 

効果

  • 炎症の抑制

  • 疼痛の軽減

  • 治癒力促進

 

2. マイクロカレント療法

傷ついた組織の修復を促進するマイクロ電流を体内に流すことで、身体の自然治癒力を高める治療法です。神経や筋肉を興奮させずに行うので、運動後の痛みの軽減や、疲労の回復に効果的です。

 

効果

  • 治癒力促進

  • 炎症の抑制

 

3.超音波療法

超音波による温熱効果及び振動エネルギーを利用した治療法です。温熱効果は、組織温の上昇により組織の伸展性を高め、血流を改善して循環不全による痛みを緩和させる効果があります。また、高速で細かい振動を、体の深部まで到達させ、筋肉や関節などのこわばりを和らげ、炎症の治癒や細胞の活性化を促進します。超音波は痛覚を刺激せずに筋肉を細胞レベルでほぐします。

 

効果

  • 靭帯と筋肉の柔軟性向上

  • 循環不全による疼痛の軽減

  • 炎症の抑制

  • 治癒力促進

 

4.コンビネーション療法

これは2つの異なるエネルギーを組み合わせた治療法で、1つの電気療法をする施術と比べ、短い時間でより効果の高い治療が可能です。

 

J-CLINICでは、超音波治療、電気刺激治療(ハイボルト療法)、マイクロカレント療法のコンビネーション治療を行っています。

 

 

朝練の様子

トリガーポイントを狙ってプローブをあてる練習
腰痛治療の練習。トリガーポイントを狙って電気治療器のプローブをあてる練習しています。

 

腰痛のトリガーポイントを狙って電気治療器のプローブをあてる練習
症状のあるところに症状に合った刺激を集中的に入れることで期待する効果を得られます。

 

私たちの朝練では、解剖学の学習と治療技術を繰り返し練習することで、体と治療の理解を深めます。

 

治療前と治療後で患者様に体の変化を感じてもらえるような治療ができる治療家の育成を目指しています。

 

 

電気治療と手技治療の組み合わせ

今回紹介した電気治療は痛みの緩和に効果的な治療法ではありますが、当院の理学療法科では電気治療だけでなく、手技治療も組み合わせた治療を行います。

 

足首に電気治療と手技治療をしている
例えば足首捻挫の治療では、電気治療で炎症を抑制し疼痛を緩和した後、手技治療で足首の周辺の筋肉の緊張を緩めます。

 

理由は、捻挫をすると痛い部分をかばって周辺の筋肉、関節、腱などが硬くなり痛みが発症する場合があるからです。早期治療を目指すためには手技治療も必要です。

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

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会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

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私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

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頭痛、めまい、肩痛、腰痛の鍼治療の技術を練習する|J-CLINIC鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

今回は鍼灸漢方科の先生の1月20日と2月10日に行った朝練の様子を紹介します。

 

 

1月20日の朝練

前半:肩甲骨に付着する筋肉のトリガーポイントを探す練習

 

首肩の痛み、背中の痛みがある場合は、肩甲骨に付着する筋肉にトリガーポイントができている場合が多いです。

 

肩甲骨に付着する筋肉のトリガーポイントを探す練習をしています
肩甲骨に付着する筋肉のトリガーポイントを探す練習をしています。

 

トリガーポイント(筋肉が固くなっている部分)は、押さえるとその周りの部分に関連痛と呼ばれる痛みが感じられるのが特徴です。トリガーポイントができてしまう原因は、デスクワークや立ち仕事などの長時間同じ姿勢でいることや、スポーツなどで同じ筋肉を使いすぎることが挙げられます。

 

肩甲骨に付着する筋肉のトリガーポイントを探す練習をしています
こちらも、肩甲骨に付着する筋肉のトリガーポイントを探す練習。患者様の体の負担にならないよう、手際よくポイントを捉えることを目指して練習します。

 

 

棘下筋の緊張を緩める練習
J-CLINICでは鍼の先生(中医師)も手技療法の練習をします。触診できないと、治療ポイントを見つけることができないからです。

 

後半は、腰部のトリガーポイントに鍼を当てる練習をしました。

 

腰の筋肉のトリガーポイントに鍼を当てる練習。
後半は腰痛の治療を想定して、腰の筋肉のトリガーポイントに鍼を当てる練習。

 

腰の筋肉のトリガーポイントに鍼を当てる練習。
治療の勘が身につくまで繰り返し練習します。

 

 

2月10日の朝練

首肩の痛み、頭痛、めまい、自律神経失調症状などに効果的な鍼治療、鍼を打つための治療ポイントを探す触診の練習をしました。

解剖学で筋肉の構造について説明するリーダー
解剖学を勉強。首肩の筋肉の構造上、負荷がかかりやすいポイント、つまり痛みがでやすいポイントを説明しています。

 

首肩を左右片方ずつ触り、筋肉のトリガーポイントを触診で探します。
親指で皮膚、筋膜、表層筋をマッサージしながら深層筋(棘上筋、肩甲挙筋、胸鎖乳頭筋、斜角筋)をチェックします。皮膚や筋肉の固さや大きさ、過敏さなどの情報をキャッチする練習です。

 

痛みの原因は筋肉の深層部にあることが多いのですが、施術者が力任せに深部を探ろうとしても、患者さんが緊張してしまうと深層筋を触察できません。なので、触診の練習はかかせません!

 

首肩の筋肉の左右の硬さの違い、力の入り方に違いがあるかなどを触診でチェックする練習。
次は両方の首肩を触り、肩の筋肉の左右の硬さの違い、力の入り方に違いがあるかなどを触診でチェックする練習。

 

頭蓋骨、頚椎、肩甲骨まわりで重なり合う筋肉。
頭蓋骨、頚椎、肩甲骨まわりで重なりあう筋肉。この筋肉が重なり合うところには、痛みの原因となっているトリガーポイント(筋肉の塊)ができやすいです。

 

 

 

首肩の筋肉の構造上、負担のかかりやすいポイントに鍼を打つ練習。
首肩の筋肉の構造上、負担のかかりやすいポイントに鍼を打つ練習。

 

首肩の筋肉の構造上、負担のかかりやすいポイントに鍼を打つ練習。
鍼を入れるスピードとリズムも適切かどうかチェックしました。

 

J-CLINICではスタッフの勉強会と技術練習を頻繁に行っています。
謙虚に学びながら自分を高め、そうして培った力で周りに良い影響を与えられる個人、組織になることを目指しています。

 

「少にて学べば、則ち壮にして為すことあり。壮にして学べば、則ち老いて衰えず。老いて学べば、則ち死して朽ちず。」江戸後期の儒学者・佐藤一斎の言葉です。

 

「子供のころ(若いころ)にしっかりと勉強しておけば、大人になってから社会にとって重要な仕事をすることが出来る。大人になってからも学び続ければ、老年になってもその力は衰えることがない。老年になってなお学ぶことをやめなければ、死んだ後も自分の社会への役立ちは次代の人々によって引き継がれていく」という意味です。(わかりやすい解説が東進ゼミナールのコラムに書いてあったので引用させていただきました

 

学びに終わりなし!です。

 

 

J-CLINICの鍼治療と理学療法治療

首肩痛、腰痛の場合はJ-CLINICでは鍼治療だけでなく、理学療法(手技治療、電気治療)も組み合わせた治療を行います。

 

鍼は患部に刺激を入れて血流を良くすることで、可動域の改善および痛みの緩和につながりますが、痛みの原因が患部ではなく体幹の歪みなどにある場合もあります。なので、理学療法治療と組み合わせることをお勧めします。

 

実際は問診の際に、痛みの状況をお伺いして、動き・可動域の検査、痛みの深さなどを細かく検査し、根本治療を目指した治療方法・計画を提案します。

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

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J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

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J-CLINICでの受診を検討中の方は、こちらのよくある質問をご覧ください。

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

筋膜性疼痛症候群、腰痛、肩こりを手技療法で治療する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

1月27日は新人スタッフ向け、28日はミドルクラスを対象に「筋肉を緩める手技治療のテクニックを習得する」をテーマに朝練をしました。

 

 

効果的な治療をするために筋膜と筋肉の構造を知る

まずは筋膜、筋肉の解剖学から勉強しました。

新人クラスの朝練の様子
1月27日の新人クラスの朝練。

 

ミドルクラスのスタッフの朝練の様子
1月28日のミドルクラスの朝練。筋膜、表層筋を緩める重要性を説明しました。

 

痛みを取り除くためには深層筋の緊張を緩める必要があるのですが、いきなり強い刺激を深層に与えようとすると、患者さんの体は緊張し、硬直して刺激を拒みます。

 

症状が悪ければ悪い方ほど、その傾向が強いです。したがって、表層から徐々に緩めていく必要があります。

 

 

まず、筋膜の構造について確認しました。

 

筋膜の構造のイラスト
表面から皮膚、筋膜、表層筋、深層筋の順番で組織が層になっています。 深層筋に刺激を入れる前に皮膚、筋膜、表層筋を緩める必要があります。

 

次に筋肉(表層筋、深層筋)について勉強し、緊張を緩める方法を確認しました。

表層筋の奥の深層筋に手技治療するイラスト
深層筋:体の筋肉は何層にも重なり合っています。体の外からでも凸凹が分かりやすい表面の筋肉を表層筋と呼ぶのに対して、体の奥の方にある筋肉は深層筋と呼ばれています。

 

 

筋筋膜性疼痛症候群(MPS症候群,Myofascial Pain Syndrome)

今回練習したテクニックは、MPS症候群の治療でも使われるものです。

 

この疾患は骨や関節には異常はなく、筋肉や筋膜に痛みの原因があるとされています。

 

繰り返す動きや激しい運動や加齢による炎症や血行不良により、筋肉を包む筋膜の癒着が起こると言われています。最近では、肩こりや腰痛の原因がこれらの筋肉の癒着によって起こるとも考えられています。

 

※筋膜の癒着については、CORE FITさんのコラム「筋膜の癒着」ってなに?【保存版】でわかりやすく書かれています。

 

筋膜と筋肉を緩めるテクニックの4step

私たちは緊張した筋肉を手技治療で次の順番で緩めていきます。

  1. 揉捻(皮膚、筋膜、表層筋を緩める)

  2. トリガーポイントマッサージ(深層にある筋肉の塊を緩める)

  3. Motion & Manipulation (M&M, 深層にある筋肉の塊をストレッチをかけながら緩める)

  4. Cross fiber(癒着した筋繊維の塊をほぐす)

 

この4つを練習しました。

 

 

新人クラスの朝練

解剖学を学んだ後は、筋膜、表層筋、深層筋を意識しながら、実際に肩と背中の筋肉を緩める練習をしました。

 

棘上筋、棘下筋の筋肉の緊張を緩める練習
棘下筋の筋肉の緊張を緩める練習です。指の使い方、刺激を入れるポイントなども気を付けながら施術します。

 

背中の筋肉の緊張を緩める練習をするセラピスト
背中の筋肉の緊張を緩める練習をするセラピスト。これが1番の柔捻というテクニックです。

 

リラックスして患者さんが治療を受けられるように知識の復習と手技療法のテクニックを繰り返し練習することで体の理解を深めます。

 

 

ミドルクラスの朝練

棘上筋、棘下筋の筋肉の緊張を緩める練習
M&M(筋肉の塊をストレッチをかけながら緩める)というテクニックで、棘下筋の筋肉の緊張を緩める練習。肩の痛みの治療で良く使われる手技治療です。

 

肩の僧帽筋を緩める練習
M&Mで肩甲挙筋を緩めています。肩が凝りがひどい人はここの筋肉が緊張しています。

 

スタッフの手技を受けてみると指や手首が固かったり、治療ポイントを絞りきれていなかったり、関節を動かす方向が微妙にずれてたり、幅が小さかったりと細かい改善点がたくさん見つかったのがよかったです。

 

新人とミドルクラスのスタッフの技術を比較すると、意外と施術の仕方に癖が少ない新人の方が上手くできたりすることもあるので面白いものです。

 

変な癖がつかないように定期的な技術は欠かせない、という気づきもありました。

 

背中の筋肉を緩める練習をしているセラピスト
背中の筋肉、脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)の緊張を緩める練習です。この筋肉が硬い、つまり体幹の可動性が低くなると、体を動かした時の負担が腰にかかりすくなります。

 

 

短時間の施術で、治療前・治療後の変化をハッキリ出せる治療家育成を目指しています!

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

J-CLINCで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok
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捻挫をエコーで検査、腕の痺れや首肩の張りに効果的な手技治療を練習する|J-CLINIC理学療法科・鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

1月22日に2024年1回目となる月例勉強会を開催しました。

 

理学療法科の勉強会のテーマ

  1. 超音波で捻挫(足関節)を診る練習

  2. 痺れなど、体の片側だけ痛い症状の原因を分析して説明する

  3. 首肩の張り、肩甲骨の内側の痛み、腕の痺れの治療を練習する

 

1. 超音波検査(エコー検査)で足関節を診る練習

捻挫をエコーで診る練習をしている
超音波を使って足関節の画像を検査する練習をしています。

 

レントゲン・超音波検査の特徴

足関節を捻挫した場合は、医療機関で画像診断を受けることをお勧めしています。

 

  • レントゲン:骨折、または骨にひびが入っていないかの有無を確認

  • エコー検査:どの靭帯にどの程度損傷があるか、評価

 

足関節の靭帯のイラスト
足関節の主な靱帯として、内側には三角靱帯、外側には前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯があり、エコー検査ではどの靭帯が損傷したかを検査することができます。

 

捻挫した時の主な症状は足首の痛みや腫れです。

 

足首を内側にひねった場合は、主に足首の外側(外くるぶし周囲)が腫れてきたり、内出血すると青あざができたりします。 熱を持つこともあります。

 

また外側だけでなく、内側が痛くなったり、外くるぶしの後ろ側が痛くなったりもするので、どの靱帯を痛めたかを特定してから治療するのが良いです。

 

J-CLINICの捻挫治療(ブログ過去記事)

 

エコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる|J-CLINIC理学療法科

 

* X線検査のご予約は J-CLINIC エカマイ院 で受け付けています(2024年3月から)

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

 

2. 体の片側だけ痛い症状の原因を分析して説明する

姿勢不良や体の捻れなど左右差のバランスが崩れていると、「腰の片側だけ痛い」「片側の手だけが痺れる」「片側の足だけが痺れる」といった症状がでることがあります。

 

モアレグラフィーの画像を見ながら、痛みの原因を分析・説明する練習をしているセラピスト
モアレグラフィー画像を見ながら、体の歪みや捻れをチェックして、痛みの原因を分析する練習をしました。

 

治療して痛みが緩和した後も再発しないよう、当院のスタッフは姿勢改善の重要性を理解してもらえるような説明の仕方を練習しています。

 

 

3. 首肩の張り、肩甲骨の内側の痛み、腕の痺れの治療を練習する

背中の筋肉を緩める手技練習をしました。

 

患部に触らなくても、深層の背中の筋肉を手技治療で柔軟性を緩めるだけで、首肩の張り、肩甲骨の内側の痛み、腕の痺れが半分以下になるというケースは多いです。

 

背中の筋肉を緩める手技をする前に、痛みの状態を検査します。

頸椎に問題がないかをチェックしているセラピスト
頸椎に問題がないかをチェック。

 

胸の筋肉が腕の神経を圧迫していないかをチェックしているセラピスト
胸の筋肉が腕の神経を圧迫していないかをチェック。

 

肘を使って、脊柱起立筋を緩めています。
肘を使って、脊柱起立筋を緩める練習をしました。

 

 

脊柱起立筋の説明イラスト
脊柱起立筋(体幹の筋肉)が硬くなると、首、腰、肩、股関節、膝などの体のあらゆる関節に負担がかかりやすくなり、衝撃のショックの吸収がうまくいかず、関節に痛みが出やすいです。

 

なので、当院の理学療法科では、背中の筋肉を緩める手技練習を重視して、頻繁に練習を重ねています。

 

鍼灸漢方科の先生が不眠症の漢方薬を紹介

理学療法科のスタッフに中医師が漢方薬の効能を紹介するコーナーです。

 

今回は不眠症の治療に役立つ漢方薬”酸枣仁汤”の効能を説明し、実際に飲んでみました。

中医師の先生たちが不眠症の漢方薬について説明しています
“酸枣仁汤”は、血液に栄養を与え、神経と心を落ち着かせる効能があります。不安を和らげ、体が疲れて落ち着かなくなる、動悸がある、睡眠中の発汗、めまい、口渇、不規則な心拍、または速すぎる心拍にも効果があると言われています。

 

治療の分野を超えて知識を増やすことで、患者様のお悩みにベストな提案ができるようにすることが狙いで始めたコーナーです。

 

受付&カスタマーサービススタッフの勉強会

2チームにわかれて、理学療法科と鍼灸漢方科の通訳の勉強をしました。

通訳の勉強をする日本語話者スタッフ
理学療法科の通訳レッスンでは、肩の痛みと足首の痛みの通訳ロープレをしました。鍼灸漢方科では、不妊治療の通訳でよく使う医療用語について勉強しました。

 

 

当社の月例勉強会は治療スタッフと受付スタッフが全員参加し、チーム毎とレベル毎にわかれて勉強します。

 

ビジョンの達成に近道なし!

私たちは2024年も20マイル行進です。

 

 

2024年新年のタンブン

この勉強会が始まる前に、J-CLINICプロンポン院でタンブンをとりおこないました。

 

社員の健康と成長、2024年も良い一年となりますようと願いました。

 

 

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

 

 

J-CLINICの勉強会を動画で紹介

先月の月例勉強会の様子です。タイ語ですが、雰囲気は感じていただけるかと思います(^^)

 

J-CLINIC’s Study Sessions | Physical Therapy & Acupuncture Clinic | (5 Minutes Version)

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

J-CLINIC’s Study Sessions | Physical Therapy & Acupuncture Clinic (10 Minutes Version)

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

 

 

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J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

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肩痛、頭痛、腕や手の痺れに効果的な手技治療を練習する|J‐CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

治療スタッフ対象に週末8:30-9:30の1時間、治療の勉強&練習会を開催しています。朝練です!

 

レベル別(新人・ミドル・アドバンス)にクラスを分けて、別日程で開催しています。

 

2024年1月の朝練のテーマは「肩関節周囲の筋肉の緊張を緩めるためのマッサージ」です。

 

 

 

なぜ、肩関節周囲の筋肉を緩める練習をするのか?

姿勢のくずれから肩関節周囲の筋肉が硬くなると、首肩の痛みはもちろん、頭痛、腕や手の痺れ、肩関節の可動域制限の原因となります。手技治療でそれらの緩めることで、これらの症状は改善することが多いです。

 

ただ、肩関節周辺はたくさんの表層筋と深層筋で構成されているため、痛みの原因となっている筋肉を特定して、その筋肉を緩めるということは簡単ではありません。そのため、何度も練習します。

 

 

1月13日(土)新人クラスの朝練

棘上筋、棘下筋、肩甲挙筋を緩める手技練習をしました。

新人クラスに治療を教える講師

 

これらの筋肉は深層筋なので、表層筋を介して刺激を加えなければいけない難しさがあります。

 

肩甲挙筋と胸鎖乳突筋のイラスト
右側が肩甲挙筋です。
ローテーターカフのイラスト
棘上筋と棘下筋は、回旋筋腱板を構成する筋肉の一部です。

 

先輩セラピストに手技を押していてもらう新人スタッフ
棘下筋の緊張を緩める練習をしています。アドバンスクラスのスタッフが技術指導にあたります。

 

肩関節周辺筋を緩める練習をしているスタッフ
棘下筋の筋肉の緊張を緩める練習をしています。

 

セラピストの手のあたりが固かったり、鋭かったりすると、患者さんはその不快さから表層筋を緊張させるので、深層筋まで刺激が届きません。患者様の呼吸に注意しながら、筋肉を緩める練習をします。

 

 

1月14日(土)ミドルクラスの朝練

四十肩、五十肩、インピンジメント症候群などの肩のトラブルの治療で使う手技の技術を練習しました。

ミドルクラスのメンバーが講師の話を聞いている
上腕肩甲関節や方周辺の深層筋の治療をする前に緩めておきたい筋肉のリリーステクニックの練習をしました。

 

 

肩関節の構造
肩関節は、背骨、肋骨、肩甲骨、鎖骨、上腕骨が連動して動いています。

 

これらの骨と関節を繋ぐ繋ぐ周りの筋肉の柔軟性や機能が落ちていると、肩関節の可動域に悪い影響を及ぼします。

 

小胸筋を緩める練習をしているスタッフ
小胸筋を緩めています。小胸筋が固いと、肩甲骨が前に引っ張られ、肩甲骨と上腕骨の位置がずれてしまい、痛みの原因になります。

 

乳突筋と斜角筋を緩め練習をする治療スタッフ
乳突筋と斜角筋を緩めてます。頸椎と肋骨上部と鎖骨を繋いでいるこれらの筋肉の柔軟性がなくなると、肩甲骨、上腕骨の正しいポジションがキープされず、肩関節の動きに伴う鎖骨の動きも阻害し、痛みの原因となります。

 

肩の治療の練習をする治療スタッフ
棘下筋を緩めるトレーニングをしています。

 

ポジション、手のあたり、体の使い方を確認しながら、皮膚の引っ張りや不快な緊張を患者様に感じさせないよう筋肉を緩められるように練習しました。

 

1月21日(土)アドバンスクラスの朝練

四十肩、五十肩などの肩関節拘縮の治療の際に、理解しておきたい解剖学、各テクニックのポイントのを確認しました。

 

肩治療の手技練習をする治療スタッフ
肩甲上腕関節が正しい動きを取り戻すために、肩関節の拘縮が起こるメカニズムを理解し、どの組織にどのような刺激を入れるかを実際に手を動かして練習します。

 

肩治療の手技練習をするスタッフ
小円筋の柔軟性を高める手技治療を練習しています。

 

体の理解を深めながら結果の出せる治療ができるよう、解剖学的な勉強と手技治療のトレーニングを今後も継続します!

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

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J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

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J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

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Kickoff meeting 2024(上半期)を開催しました|J-CLINIC

こんにちは、理学療法と鍼灸治療クリニックのJ-CLINIC佐藤です。1月11日に2024年上半期のキックオフミーティングを開催しました。

 

全体で2023年下半期に進んできた道のりと2024年上半期に進む方向性の確認。また、今期の計画を実践するにあたり個人、チームが大事にしたい考え方と役割を全体で共有しました。

 

 

星の飾りをつけた司会の3人。
当社では、会社を船に、スタッフが船を運航するため乗り組み員に例えて考えているので、その話を冒頭にしました。

 

司会の3人は、頭に星の飾りをつけました。輝く星(北極星)は組織の存在がする目的と例えています。

 

 

振り返りと今期の計画の共有

まずは2023年下半期を振り返り、2024年上半期の計画を共有しました。

治療スタッフが発表してます
治療スタッフの発表です。

 

受付、経理、イベントなど今期の計画について発表します。
受付、保険、経理、通訳、イベント企画など各部門の担当者が発表しました。

 

 

役割と大切にしたい考え方を共有

今期の目標を実現するため、個人とチームの役割、大切にしていきたいを考え方を確認しました。

 

私たちがが大事にしている考え方

  • Professional thinking

  • And rule

  • 20 mile march

  • 3 roles & 2C for good teamwork

  • ROL (Return of luck)

  • Positive Synergy

  • 5 Happy cycle

  • Time

  • J-CLOCK

 

5 happy cycleについて話すスタッフ
5 happy cycleについて説明するスタッフ。

 

このミーティングでは、リーダースタッフは原則の確認と2023年下半期実践できたかどうか自分自身を振り返る時間となり、中堅スタッフは原則の理解が増し、新人スタッフは文化を学びます。

 

原則、考え方など共有するリーダー
当社が大事にしている文化、原則、考え方をリーダースタッフから、後輩たちに伝えます。

今回のミーティングではJ-CLINICの「時間」の考え方、「時間は受動的に与えられるものではなく、それぞれが作り出し管理していくもの」という話もしました。

 

お昼はみんなでお弁当

お昼はみんなでオレンジハウスのお弁当を食べました!日本スタイルのお弁当です。

そば・おいなりさん、カレイの煮つけ、ハンバーグ、鮭の西京焼、エビチリ…など、事前に注文しておいたお弁当をいただきました!おいしかったです。

 

進歩への意欲を絶やさない組織

全員で記念撮影
J-CLINICバッチをもって写真を撮りました。

 

わたしたちはミッション、ビジョン、コアバリューを確認・実践する機会を定期的に設けて、現状に対してそれぞれが自己批判する習慣を身に着けています。

 

同時にその批判に対して徹底的に改善するよう取り組み、決して満足しない仕組みもつくっています。

 

そして、チームで進歩への意欲を絶やさないように知識・技術のインプットとアウトプットし続け、挑戦と休息のバランスに注意しながら舵取りをします。

 

簡単なことではないですが、挑戦しています!

 

キックオフミーティングでの全体写真
カメラの前でバッチをかざしていたPAN先生も入って、最後に全体写真✨

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

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腰痛、坐骨神経痛、梨状筋症候群の痛みを緩和する鍼治療を練習する|J-CLINIC鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

1月7日朝、鍼灸科スタッフを対象に勉強会を開催しました。治療の練習、朝練です!

 

 

朝練のテーマ

腰臀部周囲筋の触診の練習です。腰臀部だけでも10以上の筋肉があり、筋肉を別々に触ることができないと、正確な治療ポイントは捉えられません。

 

治療ポイントを探して、鍼の施術をする練習

腰の治療ポイントを探す練習
腰痛の治療の時に、腰の治療ポイントを素早く探す練習です。

 

筋肉の長さ、筋肉の大きさ、筋繊維の走行、深さを考慮して、短時間にポイントを見つける練習です。

 

お尻の治療ポイントを探す練習
次はお尻の治療ポイントを探す練習です。坐骨神経痛、梨状筋症候群、中殿筋の筋肉痛などの治療で知っておくべき重要なポイントです。

 

骨盤周囲筋のイラスト
骨盤周囲筋とも呼ばれますが、お尻(臀部)の周りはこれだけのインナーマッスルとアウターマッスルで構成させています。

 

鍼を打つ練習
触察して見つけたトリガーポイントに鍼を当てる練習。

 

鍼の打つ練習をするスタッフ
治療ポイントを触察して鍼を打つ練習 触察から鍼をするまでの流れをスムーズにできるように反復練習しました。

 

素早く治療ポイントを探し、施術することで患者さんに安心感を与えることもできます。

 

繰り返し練習して手の感、手際の良さを身につけます!

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
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朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

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ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

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J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

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五十肩、インピンジメント症候群など肩関節拘縮の検査と治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

1月6日、理学療法科のアドバンスチームをを対象に朝練をしました。2024年の初朝練です!

 

朝練のテーマ

肩関節拘縮(四十肩、五十肩、インピンジメント症候群)の症状の検査と治療について練習しました。

肩の痛みの検査と治療法を勉強するセラピスト
肩の痛みの治療の際に、理解しておきたい解剖学、チェックの仕方、手技治療のテクニックについて確認しました。

 

肩関節拘縮とは?

肩が痛くて上がらない人の写真
肩関節拘縮とは、肩に痛みがある、肩が上がらないといった状態で、 徐々に肩の動く範囲が狭くなっていくのが特徴です。

 

この肩関節拘縮を治療するためには、肩関節の仕組みをしっかり理解し、検査・治療する必要があります。

 

肩関節の構造
肩関節は、背骨、肋骨、肩甲骨、鎖骨、上腕骨が連動して動いています。

 

 

肩関節拘縮の検査方法

  • 肩関節の正しい位置をキープするインナーマッスルがちゃんと働いているか

  • 肩関節をつなぐ筋肉、靭帯、関節包などの軟部組織の柔軟性は保たれているか

  • 背骨、肋骨、肩甲骨、鎖骨ら上腕骨の連動した動きは正常かどうか

 

 

肩関節の可動域を検査しています
肩関節の可動域を検査しています。

 

どの部分にどのような異常があるのかを把握しなければ、正しい治療方針を立てることはできません。

 

肩関節拘縮の手技治療

肩関節の動きを改善するための手技治療を練習しました。

肩の可動域を検査しています。
小胸筋を緩めています。小胸筋が固いと、肩甲骨が前に引っ張られ、肩甲骨と上腕骨の位置がずれてしまい、痛みの原因になります。

 

動きが悪いところを探して、そのポイントに対して手技治療をするセラピスト
肩関節の動きがわるい個所を探して、そのポイントに対して手技治療を行い、動きを改善させます。

 

肩甲上腕関節の可動域を改善する手技治療を練習しています。
肩甲上腕関節の可動域を改善する手技治療を練習しています。

 

乳突筋と斜角筋を緩める手技練習をするセラピスト
乳突筋と斜角筋を緩めてます。頸椎と肋骨上部と鎖骨を繋いでいるこれらの筋肉の柔軟性がなくなると、肩甲骨、上腕骨の正しいポジションがキープされず、肩関節の動きに伴う鎖骨の動きも阻害し、痛みの原因となります。

 

 

今年も私たちは繰り返し治療を練習し、治療の感を育てていきます。

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中のひとつ「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

私たちは2024年も20マイル行進です。

 

J‐CLINICの肩治療

 

J-CLINCで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

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2023年最後の月例勉強会!首肩腰の治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

12月8日(金)は年内最後の月例勉強会を開催しました。

 

理学療法科の勉強会のテーマ

  1. エコー超音波で肩関節を診る練習

  2. 腰と首の症状について説明する練習

  3. 慢性的な首肩の痛みやコリを治療する練習

 

1. エコー超音波で肩関節を診る練習

肩関節を診る練習をしました。今年は毎月1つの関節にフォーカスしてエコーでみる勉強してきました。

超音波エコーで肩の画像を診る理学療法士
超音波エコーを使って肩関節の画像を診ています。

 

ローテーターカフのイラスト
肩関節周辺には複数の深層筋(インナーマッスル)があります。これらをエコーを使って、検査する練習をしました。

 

超音波エコーで肩の画像を映し出して説明する理学療法士
軟部組織の状態を可視化してより症状の理解を深めます。

 

 

エコーでは、下記のような肩の怪我をした時にも軟部組織の状態を検査することができます。

 

 

2. 患者様の首と腰の症状について説明する練習

患者様への説明を練習する治療スタッフ
タブレットや模型を使って、わかりやすく説明する練習をしました。

 

下記の症状を持つ患者様がご来院された時に、役立つ説明方法です。

首の症状

  • 上位交差性症候群(頭や肩が前に出ていて、背中が丸くなる)

  • 胸郭出口症候群(腕や手が痺れる、肩甲骨周辺の痛む)

腰の症状

  • 椎間板ヘルニア

  • 腰椎椎間関節症(腰を後ろに反らすと痛い、椎間関節に炎症がある)

 

このような痛みや症状は姿勢不良が原因で発症することが多いです。

 

腰痛と首痛の症状について人体模型を使って説明するスタッフ
症状と治療の説明だけでなく、良い姿勢の取り方もアドバイスします。良い姿勢とは、首と腰に負担のかからない姿勢です。

 

 

3. 慢性的な首肩の痛みやコリを治療する練習

深層の筋肉を緩める手技治療で効果的な肘の使い方や、超音波治療機の設定の微調整についてなどについて勉強しました。

首肩痛の治療について講義をするスリーダースタッフ
首肩痛の治療について講義をするスリーダースタッフ。

 

首肩痛の超音波治療について勉強するスタッフ
超音波治療機の設定の微調整、プロープの当て方などを勉強しています。とても細かい内容ですが、これらを習得することで治療効果をあげることができます。

 

 

受付&カスタマーサービススタッフの勉強会

2チームにわかれて、理学療法科と鍼灸漢方科の通訳の勉強をしました。

肩の症状の通訳の勉強をするスタッフ
理学療法科の日本人の患者様に対する通訳の練習。肩の症状についてロープレをしながら勉強しました。

 

鍼灸科の通訳について勉強するスタッフ
鍼灸漢方科の日本語通訳の勉強。どんな治療をしたのか、自宅でできるセルフケアアドバイス等、中医師の先生が治療後に患者様に伝える内容を通訳できるように勉強しました。

 

当社の月例勉強会は治療スタッフと受付スタッフが全員参加し、チーム毎とレベル毎にわかれて勉強します。

 

2023年は12回、毎月開催しました!やりきった達成感もある一方、すでに各チームで来年取り組むべき課題も明確になっています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

私たちは年末も20マイル行進です。

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。

(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

ミッションとリーダーの集合写真
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICの勉強会を動画で紹介しています。

先月の月例勉強会の様子です。タイ語ですが、雰囲気は感じていただけるかと思います(^^)

 

J-CLINIC’s Study Sessions | Physical Therapy & Acupuncture Clinic | (5 Minutes Version)

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

J-CLINIC’s Study Sessions | Physical Therapy & Acupuncture Clinic (10 Minutes Version)

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok