スタッフの地元ノーンカーイ県で治療体験会を開催|J-CLINIC ボランティア活動

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

2024年6月27日に行ったボランティア活動のレポートです。

 

当社6年目のセラピストPAN先生が生まれ育ったノーンカーイ県で治療体験会を開催しました。

治療をしているセラピストのPAN先生
マッサージをしているのがPAN先生です。

 

▼ 現地での活動の様子を撮影した動画です。

 

ノーンカーイ県はバンコクからバスで12時間。タイとラオスの国境の町でメコン川の南側に位置する都市です。

 

タイの地図、バンコクとノーンカーイにピンが刺さっているイラスト
治療機材の運搬があるので、前日26日の早朝にバンコクを出発。ノーンカーイ県で1泊し、27日に治療体験会を開催しました。

 

タイ観光案内サイト:ノーンカーイ Nong Khai

 

地元の児童館で会場の設営

PAN先生のご家族のご協力で地元の児童館のスペースをお借りして、治療体験会を開催。設営準備の様子です。

会場設営に動くスタッフたち

 

受付スタッフたちがミーティングをしている
受付スタッフが患者様をお迎えする準備をしています。事前に予約をいただいている方もいます。

 

 

体験治療ブースで施術

患者様の症状に合わせて手技治療、電気治療、鍼治療、カッピングをしました。

治療ブースで治療をするセラピスト達

 

体験治療会は朝8時30分からスタートし、昼過ぎまで行いました。PAN先生のご家族、ご親戚、学生時代の先生、ご近所の方など合計68人の方々に治療を提供することができました。

 

問診をするセラピスト

 

農業に従事している方が多いので、腰や膝の痛みを訴える方が多かったです。

 

治療をするセラピストと患者様達

 

漢方足湯に足をひたす女性2人とJ-CLINICの笑顔のスタッフ
漢方足湯もお試しいただきました。

 

足が不自由な方には、訪問治療

体験治療ブースまで来ることがでできない方は、自宅まで伺いました。

 

患者様の自宅で治療するセラピスト

 

バイク事故が原因で下腿(脛のあたり)が麻痺していて歩行が困難という方もいました。

 

患者様に治療をするセラピスト達

 

また、転倒による骨折で右の下腿にボルト、さらに頚椎椎間板ヘルニアの治療のため首にボルトが入っているというケースもありました。

 

軟部組織の治療とリハビリによって術後の不調を緩和することもできるので、そういった治療を体験していただきました。

 

 

私たちがボランテ活動を地方で行う理由

J-CLINICのビジョンは「タイで一番信頼されるクリニックになる」です。

 

そこで、普段治療を受けられない人に私達の治療を体験してほしいという思いのもと、昨年から地方での治療体験会を開催してます。

 

 

なぜ、スタッフの家族のいる場所に行くのか

J-CLINICでは幸せを5 happinessで定義しています。

 

私たちが定義する5つの幸せをタイ語と日本語で書いている画像
私たちが定義する5つの幸せ

 

その中に “家族の幸せ“ という項目がありスタッフの家族の幸せにも重きをおいているからです。

 

J-CLINICのスタッフと笑顔のノンカーイであった人たち
今回の活動でも、スタッフ、地元の方々の笑顔を見ることができました!

 

 

 

今回の活動の目的

  1. 自分たちの専門である「治療」を活かした活動をしたい

  2. 治療を受けられない人たちに治療を提供したい

  3. 身近にいるスタッフの大切な人たちに感謝の気持ちで治療をしたい

 

この3つの思いを達成すべく地方にあるスタッフの家族に会いに行き、治療を提供してきました。

 

J-CLINICのスタッフと地元の方々との記念写真
会場を提供してくださった児童館の方とPAN先生のお母さんと撮影。

 

食事をするスタッフたち
治療体験会終了後は、地元の料理をみんなでいただきました。とってもおいしかったです。

 

わたしたちのBHAG「タイ全県で治療する」

 

Big Hairy Audacious Goal (BHAG)とは?

  • 社運を賭けた “大胆” な目標

  • 会社を次のレベルに引き上げる、人を奮い立たせるような長期の目標

 

BHAG は完了まで 10 – 25 年を要するような気の遠くなるタスクで、完了させるには努力やノウハウ以上のものが必要です。
引用:ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる Tankobon Hardcover – August 19, 2021by ジム・コリンズ 著

 

さて、私たちが昨年決めたJ-CLINICのBHAGは、「100年以内(2123年まで)にタイ全1都76県で治療体験会を開催する」です。

タイの地図、ノンカーイ、スパンブリー、バンコクの位置にピンが刺さっている
私たちの Big Hairy Audacious Goal (BHAG)

 

🚩 1.バンコク都

🚩 2.スパンブリー 県 28.5.2023

🚩 3.ノーンカーイ県 27.6.2024

 

現在1都2県達成なので、残り74県です!

 

Community Service 2023 | J-CLINIC

 

BHAGを達成する上で大切なこと

BHAGを達成する上で大切なことは、社員同士の価値観が合うこと。

 

私は価値観を揃えるために個人としても会社としても、何を大事にしているのかをわかりやすく表現しています。そうすると、賛同する仲間が増えてきます。

 

チームミーティングをしている
開始前の全体ミーティングの様子

 

もちろん、越えなければならないハードルや悩みは出てきますが、価値観が近い仲間が集まれば困難は「成長の機会」になります。

 

挑戦の質も変わります。

 

それらを解決する過程が、個人と会社をより強くし、それと同時に規模やスピードが変わり、時代を超えて安定したものを作って行けると信じています。

 

J-CLINICが大切な人や社会に対して、自身のプロフェッショナルでポジティブな影響を与えられるように、スタッフは患者さんのために、私はそれを実践するスタッフの為に引き続きベストを尽くしていきます。

 

ノーンカーイと私…

私が大学生だった22年前、海外を旅するバックパック旅行を始めた頃、初めて降り立ったタイの地方がノンカーイでした。

 

メコン川沿いを歩きながら、この先どうしようかなぁと将来に漠然と悩んでいたのを思い出します。

 

20年経ち目標を共にするスタッフと共にくることができました。

 

まさかこのような形で再来するとは夢にも思ってなかったです。

メコン川沿いで撮影した全員写真
メコン川沿いで撮影した全員写真

 

当時、将来に対してはっきりとした未来を描くことができなかった自分がバックパック旅行を通して、様々な国の文化・価値観に触れ、希望と自信を持ち、前向きに生きれるようになりました。

 

そのキッカケとなった最初の国がタイでした🇹🇭

 

タイには本当に感謝してます🙏

 

私の人生においてとても大きなポジティブな影響を与えてくれたタイに貢献すべくベストを尽くしていきます。

 

 

 

J-CLINICで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのワークショップ動画

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

腰痛、臀部の痛み、下肢の痛みや痺れを鍼で治療する練習|J-CLINIC鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

6月16日鍼灸科のセラピストが腰痛、臀部の痛み、下肢の痛みや痺れの治療について勉強会をしました。

 

このような痛みや痺れを鍼で治療する場合、当院ではマッサージ、ストレッチ、マッサージガンを併用しながら筋肉の緊張をほぐしてから鍼治療を行います。

 

そして、鍼治療で骨際や筋肉が重なり合うポイントを丁寧に狙って治療していきます。こうすることで、痛みの原因となっている筋肉の緊張を効率的に緩めることができます。

 

鍼治療の前に筋肉の緊張をほぐす

はじめにマッサージで筋肉の緊張を緩めると深層筋にある硬結がはっきり出てきます。

セラピストが脊柱起立筋をマッサージでゆるめてます
背中の筋肉(脊柱起立筋)のマッサージ。
表層筋と深層筋のイラスト、深層筋にあるコリに鍼があたっている
コリ(硬結)は深層筋にあるので、表面の筋肉が緊張していると切皮痛(鍼が刺さる時の痛み)が起きやすいです。

 

セラピストがマッサージガンで腸脛靭帯の緊張をほぐしてます
マッサージガンを使って、腸脛靭帯の緊張をほぐしてます。
腸脛靭帯のイラスト
腸脛靭帯は太ももから膝、そして脚の外側に沿って脛骨まで伸びる長い結合組織または筋膜です。

 

腸脛靱帯が硬くなると、膝の外側の骨と靱帯の摩擦が強くなってしまうため、靱帯の炎症が起こりやすくなります。特にマラソンなどの長距離ランナーに好発します。ランナーの他には、バスケットボール、水泳、自転車、エアロビクス、バレエ等。(参考:ZAMST ザムスト>スポーツ向けサポート・ケア製品ブランド >ランナー膝 別名:腸脛靱帯炎

 

セラピストが手技治療で最長筋の緊張をほぐしてます
手技治療で最長筋(背中の筋肉)の緊張を緩めています。

 

 

鍼で腰痛、足の痺れなどを治療する練習

下肢痛は、筋肉由来の関連痛と神経由来の痛み・痺れがあるのでしっかり鑑別してから施術をします。

セラピストが腰方形筋に鍼を打っています
鍼で腰痛を治療する練習。腰方形筋に鍼を打っています。

 

腰方形筋のイラスト
腰方形筋にトリガーポイントが出来ていることが原因で腰痛が起きることがあります。

 

セラピストが講師の指導のもと梨状筋の位置を確認しています
梨状筋に鍼を打つ練習をしています。

 

坐骨神経痛と梨状筋の説明画像
梨状筋は通常は柔らかいです。しかし負担がかかるなどが原因となって梨状筋が硬くなると、おしりに痛みを起こしたり、近く走行する坐骨神経をつぶして足のしびれを起こしたりします。このような病気を梨状筋症候群といいます。(参考:一般社団法人日本脊髄外科学会>梨状筋症候群

 

 

自分たちの専門性に磨きをかけて、患者様の痛みに対して結果の出る治療を提供できるようわたしたちは技術練習を行っています!

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

 

J-CLINICで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

急性腰痛やヘルニアの後遺症、坐骨神経痛に効く仙腸関節の鍼治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

6月7日、鍼灸漢方科のセラピストが仙腸関節の鍼治療を勉強しました。

 

仙腸関節への鍼治療は下記の症状・痛みに効果があると言われています。

 

  • 骨盤周辺の筋肉の痛み、重くだるい感じ

  • ヘルニアの後遺症

  • 急性腰痛の後遺症

  • ギックリ腰の後のとりきれない違和感

  • 長い間、立ち姿勢や座り姿勢が続いた時にいつも片側に出る腰臀部痛

  • 坐骨神経痛

  • 慢性腰痛、筋筋膜性症候群

  • 椎間関節症

  • 下腿の痺れ・痛み

 

仙腸関節は骨盤の関節です。

仙腸関節のイラスト
この骨と骨の間にある仙腸関節靭帯に鍼を打つ技術を練習しました。

 

 

 

治療ポイントを確認

講師が受講者に背骨の模型を使って説明している
鍼を打つポイントを骨の模型を使って説明しています。

 

講師が参加者に指導をしている
講師が深層筋のトリガーポイントを触った感触を共有しています。

 

手技治療をしながら鍼を打つポイントを探す

仙腸関節の鍼治療において効果的な鍼を打つポイントは構造上決まっています。それは骨際や筋肉が重なり合うところです。

腰部をマッサージするセラピスト
マッサージで表層の筋肉を緩めながら、鍼で狙う深層筋のトリガーポイントを探します。

 

梨状筋など骨盤周辺筋の緊張をマッサージガンで緩める

中医師がうつ伏せになった人の膝から下の足を持ち上げている
股関節を内外旋させ、梨状筋の伸収縮を促し緊張具合いを確かめています。梨状筋が緊張すると坐骨神経痛を起こすので、その検査の練習です。
坐骨神経痛と梨状筋の説明画像
坐骨神経痛と梨状筋

 

マッサージガンを骨の模型に充てて説明する講師
鍼で深層筋を治療する前に梨状筋など周辺筋(表層筋と中間筋)を効率よくマッサージガンでほぐします。

 

マッサージガンを骨盤周辺の筋肉にあてて治療する中医師
マッサージと関節の動きをつけながら効率良く筋肉の緊張をゆるめていきます。

 

仙腸関節に鍼を打つ練習

鍼で仙腸関節靭帯に鍼を打ち、その緊張を緩和するのが目的です。

患者モデルの腰部・仙腸関節靭帯に鍼を打つ中医師
痛みや可動域制限の原因となる軟部組織(筋肉・靭帯)に鍼治療をすることで血流を改善。血流を改善することで、患部に溜まっていた疼痛誘発物質は流れて血行が良くなり、関節、筋肉靭帯の緊張も和らぎ、可動域の改善および痛みの緩和につながります。

 

患者様それぞれ骨の形状が異なるのでその形状に鍼の走行を合わせたり、患者さんの年齢、ライフスタイル、既往歴によって刺激量、鍼を挿入する角度を微調整することが求められます。

 

したがって、当院の鍼治療を行うスタッフは、効果的な練習を繰り返し、再現性を高めるよう練習しています。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

 

J-CLINICで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

坐骨神経痛、慢性腰痛にマッサージガンを使った効果的な治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

6月5日、理学療法科のセラピストたちが坐骨神経痛、慢性腰痛、慢性臀部痛の治療について勉強しました。勉強した治療法は下記2つです。

 

  • 体の歪みを検査する方法

  • マッサージガンを使って腰臀部の筋膜を緩める

 

体の歪みを検査する方法

体の歪み、バランスに左右差があると坐骨神経痛、慢性腰痛、慢性臀部痛になりやすいので、それを徒手的に検査する方法を勉強しました。

勉強会に参加するスタッフたちが話している
アドバンスクラスとミドルクラスのスタッフが勉強会に参加しました。

 

 

患者役の臀部に手を当てているセラピスト
臀部の硬さの左右差を検査しています。

 

体を斜めに倒しているセラピスト
体を横に倒して痛みを感じるかをチェックし、仙腸関節に負担がかかっているかどうか を検査します。

 

体をかがめているセラピスト、説明をしている講師
腰を前に倒した時に痛みがないか検査する方法を勉強しました。

 

マッサージガンを使って筋膜を緩める

マッサージガンもって施術をするセラピスト
マッサージガンをを使って腰臀部の筋肉の筋膜を緩めています。

 

マッサージガンは、振動刺激で筋膜を緩めるのに効果的です。

 

腰臀部の筋肉、骨盤周辺の筋肉とも呼ばれます。

骨盤周囲筋のイラスト
これらの筋肉の筋膜をマッサージガンを使って、効率よく緩めていきます。

 

坐骨神経痛、慢性腰痛、慢性臀部痛の改善のためには、この腰臀部の筋膜を緩めることが大切です。

 

私たちは20マイル行進です✨

 

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

 

J-CLINICで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

腰痛、腰臀部痛、仙腸関節痛に効果的な鍼治療を勉強する|J-CLINIC鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

4月21日朝8時30から、鍼灸科スタッフ向けに腰痛、腰臀部痛、仙腸関節痛に効果的な鍼治療の勉強会をしました。朝練です。

 

人体模型をもって、話をする講師
今回は鍼灸漢方科のリーダースタッフが講師です。

 

腰痛の場合、鍼治療で患部に刺激を入れて血流を良くすることで、可動域の改善および痛みの緩和につながります。

 

模型を使って説明する講師たち
鍼治療で効果的な治療ポイントは構造上、骨際や筋肉が重なり合うところと言われています。講師の二人が模型を使って、どの角度で鍼を入れたらいいかを説明しています。

 

 

仙腸関節のイラスト
仙腸関節は骨盤の関節。仙腸関節靭帯は、骨盤と骨盤をつなぐ組織でここを鍼で治療する練習をしました。

 

講師がモデル役のスタッフの腰部に手を置き治療ポイントの探し方の説明をしている
講師が治療ポイントの探し方をレクチャーします。

 

患者役のスタッフの腰に鍼を打つスタッフ
実際にやってみます。リーダースタッフが後輩スタッフに指導します。

 

ポイントの探り方や触診の手のあたりが向上してきました(^^)

 

鍼灸科のスタッフは手の感覚を高めるためにマッサージのトレーニングも積んできました。その練習成果も、このポイントを探す技術の向上に繋がったんだと思います。

 

モデル役の患者の腰部に鍼を打つセラピストたち
鍼の走行を骨の形状に合わせたり、患者さんの年齢、ライフスタイル、既往歴によって刺激量、角度を微調整することが求められます。

 

効果的な練習を繰り返し、再現性を高めることが何より大事です。

 

定期的な技術チェックと知識のアップデートを繰り返し、ミッションの一つである「結果の出る治療」を追求していきます。

 

学びに終わりなしです!

 

補足:腰痛を鍼治療で治療したい方へ

腰痛の場合、鍼だけでなく、理学療法治療(手技治療と電気治療)と鍼治療を組み合わせた治療プランを提案することが多いです。

手技治療と電気治療の施術写真
理由は、痛みの原因が患部ではなく体幹の歪みにある場合があります。なので、理学療法治療と組み合わせることをお勧めします。
実際は問診の際に、痛みの状況をお伺いして、動き・可動域の検査、痛みの深さなどを細かく検査し、根本治療を目指した治療方法・計画を提案します。

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

J-CLINCで受診をご検討の方はこちらをご覧ください。五十肩、インピンジメント症候群でお悩みの方は、J-CLINIC理学療法科にお問い合わせください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

腰痛の原因となる腸腰筋の緊張を緩める手技療法を練習する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

今回は3月17日、23日、24日に開催した、朝の勉強会について紹介します。テーマは腸腰筋!腰痛治療です。

 

腸腰筋とは?

腰痛を訴える方の多くが、この腸腰筋が硬くなっています。

人体模型の腸腰筋の写真
人体模型で見るとこの部分が腸腰筋です。骨盤周辺にある深層筋です。

 

腸腰筋が硬くなると、下記のようなトラブルを発症します。

  • 腰痛になりやすくなる

  • 太ももエリアに痺れを感じる

  • 姿勢が悪くなる

  • つまずきやすくなる

  • 運動のパフォーマンスが低下する

 

反り腰の人は、腸腰筋が硬くなりやすいです。また、デスクワークで座り姿勢が長い人は腸腰筋が硬い方が多いです。

 

朝の勉強会の様子

ベーシッククラス(3月17日)、ミドルクラス(3月23日)、鍼灸科クラス(3月24日)に対して、勉強会を開催。朝8時半~9時半までの1時間集中して行います。

 

人体模型を使って、腸腰筋に対する手技療法を説明する講師
腸骨筋は内臓の下にあるので、内臓をよけて治療します。そのテクニックについて説明しています。

 

腸腰筋のイラスト
下の方が腸骨筋です。

 

ベーシッククラス(3月17日)

大腿神経伸張テストの練習をしているセラピストたち
腸腰筋が硬くなっているかを確認しています。これは大腿神経伸張テスト(FNSテスト)と呼ばれる検査ですが、この検査で腸腰筋の固さもわかります。

 

腸腰筋の緊張を緩める手技治療を練習する理学療法科ベーシッククラスのセラピストたち
ベーシッククラスの手技練習。腸腰筋の周辺には血管や神経があり、デリケートな部分なので、施術をするときは注意が必要です。

 

ミドルクラス(3月23日)

腰部整形外科的テストを練習するセラピストたち
腰部整形外科的テストの練習。腰の動きと可動域をチェックし、痛みの原因となっているところがどこか検査します。

 

腸腰筋の緊張を緩める手技治療を練習する理学療法科ミドルクラスのセラピストたち
ミドルクラスの手技練習。セラピストの手のあたりが鋭いと、患者さんがその不快さから緊張してしまい、手技療法の刺激が深層筋の腸腰筋まで届きません。

 

手のあたりやリズム、患者さんの呼吸に注意しながら施術します。

 

腸腰筋の緊張を緩める手技療法を後輩に指導するアドバンスクラスのセラピスト
アドバンスクラスのセラピストが治療のポイントを指導します。

 

鍼灸科クラス(3月24日)

鍼灸科の先生たちも、腸腰筋の解剖学・手技治療について勉強しました。

腸腰筋の緊張を緩める手技治療を練習する鍼灸科の先生たち
鍼灸科の先生たちの手技練習。

 

鍼灸科のセラピストたちが腸腰筋の解剖学を勉強している。
腸腰筋に対して適切に鍼治療をするためにも、まず腸腰筋の状態、治療ポイントを知る必要があります。そのためにも、解剖学の勉強と手技治療の練習は鍼灸科の先生たちにとっても重要です。

 

J-CLINICのスタッフは解剖学について復習、技術練習を積み重ねています。体の理解を深めて、結果の出せる、変化の出せる治療家を目指しています。

 

学びに終わりなしです。私はこの言葉が好きです(^^)

 

佐藤一斉の名言を書いた画像
「子供のころ(若いころ)にしっかりと勉強しておけば、大人になってから社会にとって重要な仕事をすることが出来る。大人になってからも学び続ければ、老年になってもその力は衰えることがない。老年になってなお学ぶことをやめなければ、死んだ後も自分の社会への役立ちは次代の人々によって引き継がれていく」という意味です。(わかりやすい解説が東進ゼミナールのコラムに書いてあったので引用させていただきました

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

J-CLINCで受診をご検討の方はこちらをご覧ください。五十肩、インピンジメント症候群でお悩みの方は、J-CLINIC理学療法科にお問い合わせください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

五十肩と腰痛の整形外科的テスト、問診、治療法を勉強する|J-CLINIC 理学療法科・鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。3月18日に月例勉強会を開催しました。

 

理学療法科の勉強会

  1. 超音波で膝関節をみる練習

  2. 肩関節の整形外科的テストと治療を練習

  3. 腰部整形外科的テストの練習

 

 

1. 超音波検査(エコー検査)で膝関節をみる練習

先月の続き、今回も膝関節の勉強です。

膝関節をエコーで見る練習をしているセラピストたち
超音波を使って膝関節の画像を検査する練習をしています。

 

膝関節のイラスト
膝周囲の軟部組織(筋肉、靱帯、脂肪、関節包)を見る練習をしました。

 

エコー検査で膝関節周囲の軟部組織が見えるようになることで、オスグッド・シュラッター病 、 ジャンパー膝、腸脛靱帯炎、鵞足炎などの診断がより正確になります。

 

今回は、前十字靭帯と後十字靭帯もみてみました。前十字靭帯は奥の方にある靭帯、後十字靭帯の周りには似たような靭帯があるので、エコーを使って画像に映し出すには、技術が必要です。

 

※一般的に前十字靭帯の損傷または断裂の診断にはMRI検査を行います(J-CLINICでは、MRIの検査設備はありません)。

 

 

2. 肩関節の整形外科的テストと治療を練習する

肩の症状の問診、動きのチェックの仕方を練習しているセラピスト
肩の症状の問診、動きのチェックの練習をしています。

 

肩の可動域を検査する練習をするセラピストたち
肩関節を静止している状態・肩関節を動かした状態で、どこにどのような痛みや歪み、可動域制限があるのかをチェックする練習をしています。

 

整形外科的テストとは、理学的検査とも呼ばれ、道具を使わないで行う徒手検査です、徒手検査は目と手を使って、患部と思われる部位を動かしたり、延ばしたり、患者様に抵抗運動をしてもらいながら、筋肉、神経、靭帯、関節のどこに異常があるのかを医師または施術者の手と目で検査することです。

 

参考:【整形外科的テスト】肩関節に関するの28のスペシャルテスト

 

 

次は、マッサージガンを使った治療の練習です。

 

マッサージガンを使って、肩周辺の筋肉を緩める練習をしているセラピストたち
四十肩、五十肩やインピンジメント症候群の治療で、マッサージガンを使って筋肉の緊張を緩めます。

 

マッサージガンを使って、肩周辺の筋肉を緩める練習をしているセラピストたち
肩の表層筋(三角筋)の緊張を緩める練習です。

 

 

五十肩の患者様は腕を上げた時にこの三角筋の部分が痛いと訴える方が多いです。

 

肩の表層筋 三角筋のイラスト
肩にある三角筋。実際、痛みの原因は三角筋の下にある深層筋にあることが多いのですが、その深層筋を治療するためにはまずは三角筋の緊張を緩める必要があります。

 

 

この後、超音波療法の練習もしました。

 

2. 腰部整形外科的テストの練習

筋肉や椎間関節、仙腸関節の異常の有無、ヘルニア、神経症状の有無を確認し腰痛の原因を分析する勉強をしました。

腰部整形外科的テストを練習しているスタッフたち

 

鍼灸漢方科の勉強会

 

  1. 過敏性腸症候群の治療について

  2. カッピングの治療の紹介

 

前半は、IBS(過敏性腸症候群)鍼灸治療と漢方薬を用いた治療法について勉強しました。

 

 

後半は、中医師の先生が鍼灸科の治療について、理学療法科スタッフや受付スタッフに紹介するコーナーです。

 

今回のテーマはカッピング療法です。

カッピング療法について説明する中医師たち
カッピングの痕の色でわかる体の状態、カッピングの効果について中医師の先生たちが説明しました

 

カッピング療法を実際にやって、カップの痕の色について説明する先生
カップが吸い込まれたところが薄いピンク色、赤色、黒っぽい赤色等のアザみたいな痕が付きます。これは、患者さんのさまざまな体質や不調を表します。

 

カップの痕の色別でわかる体質・不調については、こちらの記事へ:カッピングと理学療法で腰と股関節の痛みを治療する|J-CLINIC鍼灸科

 

治療の分野を超えて知識を増やすことで、患者様のお悩みにベストな提案ができるようにすることが狙いで始めたコーナーです。

 

 

 

受付&カスタマーサービススタッフの勉強会

受付カスタマーサービスチームが勉強会とミーティングをしている
頸と膝の症状の日本語通訳の練習。患者様からのよくある質問に対する受け答えを練習しました。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

私たちは20マイル行進です。

 

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

 

 

J-CLINICで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

カッピングと理学療法で腰と股関節の痛みを治療する|J-CLINIC鍼灸科

こんにちは、バンコクJ-CLINIC鍼灸科中医師のPINGです。今回は、カッピング療法についてお話します。

 

ブログの後半に、カッピングと理学療法で腰痛と股関節を治療した患者様の症例を紹介します。

 

中医学の伝統的な治療法

カッピング療法 (Cupping Therapy)は数千年前から行われている中医学の伝統的な治療法の1つです。

 

古代では竹など身近にある単純なものから始まり、次第に陶器のカップやボウルなど、より安全で使いやすい器具へと変更しました。現在のカッピング治療に使用になっているような吸い玉(プラスチック製やグラス製等)まで進化してきました。

カッピングの施術をするJ-CLINICの中医師
カッピングの施術をするJ-CLINICの中医師

 

カッピング療法の手順

医師がアルコールに浸したコットンをピンセットで取り出し、火をつけて、カッピング用のグラス製カップの中でかき混ぜて真空状態にします。 患者さんの患部を目指し直ちにカップを載せます。

 

肩、背中、二の腕、太ももなどの筋肉部分、痛みのある部位に施術を行います。

 

カップがその部位の皮膚をしっかりと吸引し、 5〜10分間載せた後、カップを取り外します。

 

カップの痕の色で体調チェック

カップが吸い込まれたところが薄いピンク色、赤色、黒っぽい赤色等のアザみたいな痕が付きます。これは、患者さんのさまざまな体質や不調を表します。

 

  1. 薄いピンク色:体が健康であることを意味します。気血がうまく循環することが分かります。

  2. 黒っぽい赤色:体に湿った熱が蓄積し、疲労、筋肉痛が起こっていることが分かります。

  3. 黒に近い暗い紫色:慢性的な筋肉痛、気と血液の停滞、又は鬱血状態が起こっている可能性があります。

  4. 肌色の白っぽい色:気血両虚が起こっていると考えられます。身体のエネルギーが不足していると意味します。

  5. 赤の中に紫色の斑点があった痕:その部分に気の滞りや鬱血が起こっており体内に冷えが溜まっていると考えられます。

 

例えば、この方の場合は5番目に該当します。

血行が悪い箇所ほど、赤みが強くでます。この患者様は体が冷えており、肩こり・生理痛などのお悩みがありました。

 

カッピングで気や血液の巡りを改善

中医学においてカッピング治療は血液循環を促進し、毒素(毛細血管の末端のうっ血、または体内にこもっている熱)を除去する効果があります。

 

カップ内の空気を追い出す火の熱が“気”を温めて循環を促進します。気や血液の巡りが改善されると痛みや不調が緩和します。

 

真空の仕組みを利用して血流を改善

カッピング療法は真空の仕組みを利用することによって、皮膚が引っ張られ、毛細血管をわざと破壊して毛細血管の圧力を調整します。

 

溜まった血液(瘀血)が皮膚の表面に引き上げ、アザのように見えます。他の部分からの血液もそれを入れ替えるため流れ込みます。

 

そのため、血流がよくなります。身体の老廃物の排出する工程を介してこれらの瘀血を除去します。壊れた毛細血管については体は自ら修復することができます。

 

 

カッピング治療の後は白湯がおすすめ

 

通常、カッピングの施術後患者は施術したところに若干だるさを感じます。

 

  • カッピング治療の後ではシャワーを浴びることや冷たい風に当たることなど避けましょう。治療直後に体を冷やすと施術箇所のうっ血状態が悪化になったり、軽くなった痛みが逆に強くなります。冷たいシャワーを浴びたり、プールに入るのは2~3時間を空けるといいでしょう。

  • 気や血流を更に改善するため、白湯を飲むのもおすすめです。

  • カッピングの痕が施術5~7日後程度で消えていきます。

 

 

こんな方にカッピング治療がおすすめ

 

  • 血行不良による首、肩、腰、背中などに痛みがある方

  • 風邪の初期の方、不眠でお悩みする方や体全体のバランスを整えたい方

 

*皮膚感染症、疲労感のお持ちの方、妊婦、疾患を持つ高齢者の方にはカッピングをお勧めしていません。もし、カッピング治療を受ける場合は、必ず事前に中医師へご相談くだい。

 

 

理学療法とカッピング治療の併用

カッピングは内科的疾患と筋肉の痛みの両方を治療することができます。

 

腰痛や肩こりなど筋肉の痛みの場合、治療の前に整形外科的テスト(※)と姿勢をチェックし、痛みの原因を検査します。

 

※整形外科的テスト:道具を使わないで行う徒手検査です、徒手検査は目と手を使って、患部と思われる部位を動かしたり、延ばしたり、患者様に抵抗運動をしてもらいながら、筋肉、神経、靭帯、関節のどこに異常があるのかを医師または施術者の手と目で検査することです。(写真は腰痛の整形外科的テストです)

 

検査の後、理学療法、鍼、カッピングなど、患者様の体の状態にあった治療法を提案します。

 

 

症例:腰と股関節の痛みをカッピングと理学療法で治療

男性A さん(38歳)は、エクササイズ中に腰痛と左の股関節痛を発症しました。

筋トレをしている男性
Aさんは、ほぼ毎日筋トレ、ウォーキングなどのエクササイズをしていました。エクササイズをしているときに特に腰と股関節が痛くなるといっていました。

 

問診と検査の結果、原因は背中の筋肉の使いすぎ、オーバーユースが原因でした。

 

Aさんは、J-CLINICに9週間(週1回)通院。痛みの状態に合わせて、理学療法(手技・電気)とカッピングを受けました。

 

手技療法

背中の筋肉を手技治療で緩めている
カッピング治療と並行して、理学療法科で背中の筋肉を緩める手技治療も行い、体幹のバランスを整えました。

 

電気治療

腰痛のトリガーポイントを狙って電気治療器のプローブをあてる練習
痛みの強い腰と左の股関節には超音波治療で痛みを緩和させました。

 

カッピング療法

カッピングをした後の背中の状態
最初の治療の画像が左です。カッピングの痕の色は、黒に近い暗い紫色。慢性的な筋肉痛、気と血液の停滞、又は鬱血状態が起こっている可能性があると診断しました。右側が9回目の治療の写真。痕の色が薄くなった(ピンク色)ことが写真からわかります。緊張していた筋肉が緩み血行が改善されたためです。患者様の体幹のバランスもよくなりました。

 

治療の後、体幹を鍛えるトレーニング、マッサージボールを使って背中と腰の筋肉を緩める方法もお伝えしました。

 

腰と股関節の痛みが取れて、背中の筋肉の緊張がほぐれて伸縮性が向上し、治療は終了しました。

 

J-CLINICでのご受診をご検討中に方は、こちらをご覧ください。

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

初診の場合は、鍼灸漢方科の日本語通訳がいる日にご受診ください。

よくあるご質問ですが、当院には鍼灸漢方科に勤務する日本人鍼灸師はおりません。

鍼灸治療や漢方薬を処方する資格をもった中医師(Traditional Chinese medical doctor)の先生が問診と施術を行います。鍼の打ち方は痛みの少ない日本式をとり入れています。

鍼灸漢方科の治療では、タイ人の中医師の先生が体質タイプの診断、治療効果について東洋医学と中医学の用語を使って説明します。そのため、日本語通訳を通してお話ししていただくことがより理解が深まります。

 

鍼灸漢方科に日本語通訳がいるスケジュール

 

 

お子様連れの方も歓迎です。キッズルームが全院に完備してあります。

 

 

ご予約はお電話、お問い合わせフォームFacebookからお気軽にお問合せください。お問い合わせフォームかFacebookからメッセージをいただくと、日本人が返信します。

 

鍼灸科治療ブログ

 

不妊治療ブログ

 

セルフケア

 

治療紹介動画

▼美容ケアコース紹介

▼ 東洋医学的な不妊鍼灸治療

 

▼ 血行促進、老廃物の排出、血行不良にカッピングセラピー

 

J-CLINICはバンコクスクンビットエリアに3店舗

プロンポン院(スクンビットソイ31のパクソイRSU Tower4階)

 

トンロー院(トンローソイ13・ホームプレイスビルディング地下1階)

エカマイ院(スクンビットソイ42・バンコクメディプレックス3階)

 

J‐CLINICが提供している治療

理学療法
対象疾患:腰痛、五十肩、膝痛、頭痛、坐骨神経痛、捻挫、手術後リハビリ、スポーツや事故による怪我など(保険治療をご希望の方はこちらのページをご覧ください。

 

鍼灸治療
対象疾患:美容鍼、PMS、不眠、頭痛、不妊、逆子、生理不順、眼精疲労、胃腸系疾患、整形外科疾患、抑うつ、更年期症状など(鍼灸治療は保険は適用外です)

スタジオスキップフェスティバル11周年記念発表会で施術体験会を開催|J-CLINICの理学療法科

こんにちは、バンコクJ-CLINIC 理学療法科の丹野です。

 

3月3日(日)チアスクールのサリーズチアさんのイベント「スタジオスキップフェスティバル11周年記念発表会」に理学療法科のスタッフが救護係として参加させていただきました。

 

また、会場内でお子様たちを応援しに来られた、保護者の方々向けに施術体験会も開催しました。

 

施術体験コーナーの受付とベット
施術体験コーナーの受付とベット。イベントは、スクンビットソイ26のNOAHフットサルコートで行われたました。

 

施術体験会で治療するセラピストたち
施術体験会ではJ-CLINICの手技治療、電気治療などを体験したいただきました。

 

施術体験会には、18人の患者様が相談に来てくださいました。下記ような症状でした。

 

  • ゴルフ肘。コースに出る頻度と練習頻度が上がり、右肘を痛めた。

  • 長時間のデスクワークによる首の痛み。右目の奥に痛みもある。

  • トレーニングで首を痛めた

  • 日常生活で右腕に比べ左腕を多く使う傾向があり、左首に痛み

  • 腹筋が弱いことが原因の猫背

 

体験治療なので、通常より短い施術時間ではありましたが、みなさまに喜んでいただき、参加したスタッフもやりがいを感じておりました!

 

スタジオスキップの先生たちとJ-CLINICのスタッフが記念撮影
サリーズチアの先生たちとJ-CLINICのスタッフで記念撮影。

 

元気いっぱいお子様のパフォーマンスも素晴らしかったです✨

サリーズチアの清水先生、今回もイベントに呼んでいただきありがとうございました。

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

J-CLINICで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

腰痛や頚椎椎間板ヘルニアなどの整形外科的テスト、治療計画、問診、治療を練習する|J-CLINIC理学療法科・鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。2月19日に月例勉強会を開催しました。

 

理学療法科の勉強会のテーマ

  1. 超音波で膝関節を診る練習

  2. 頚椎ヘルニアなど、首の痛みの治療計画を立てる

  3. 腰痛の検査、問診、治療を練習する

 

 

1. 超音波検査(エコー検査)で膝関節を診る練習

超音波を使って足関節の画像を検査する練習をしているセラピスト
超音波を使って膝関節の画像を検査する練習をしています。

 

膝関節のイラスト
膝周囲の軟部組織(筋肉、靱帯、脂肪、関節包)を見る練習をしました。

 

エコー検査で膝関節周囲の軟部組織が見えるようになることで、オスグッド・シュラッター病 、 ジャンパー膝、腸脛靱帯炎、鵞足炎などの診断がより正確になります。

 

なお、一般的に前十字靭帯の損傷または断裂の診断にはMRI検査を行います(J-CLINICでは、MRIの検査設備はありません)

 

 

2. 頚椎椎間板ヘルニアなど、首の痛みの治療計画を立てる

頚椎症性神経根症頚椎椎間板ヘルニア胸郭出口症候群にお悩みの患者様向けの検査と治療についてです。(頸部の症状名のリンクは公益社団法人 日本整形外科学会のサイトにリンクします)

 

モアレグラフィー画像を使って患者様の姿勢を分析し、次に頸部整形外科的テストを実施。分析してわかった痛みの原因に対して、治療内容を組み立てる練習をしました。

 

頸部整形外科的テストをしています。

 

整形外科的テストとは、理学的検査とも呼ばれ、道具を使わないで行う徒手検査です、徒手検査は目と手を使って、患部と思われる部位を動かしたり、延ばしたり、患者様に抵抗運動をしてもらいながら、筋肉、神経、靭帯、関節のどこに異常があるのかを医師または施術者の手と目で検査することです。

 

頸部整形外科的テストを練習するセラピスト
検査の精度は、微妙な角度、圧の強さで変わってくるので先輩が修正します。

例えば、頚椎症、胸郭出口症候群の場合、痛みの出ている場所と痛みの原因となっている場所が違うことが多いです。患者様が訴える主訴と姿勢の分析と整形外科的テストの検査結果を照らし合わせながら治療ポイントを決めていきます。

 

2. 腰痛の検査、問診、治療を練習する

急性腰痛、慢性腰痛など腰が痛い患者様向けの検査と治療です。

 

腰部整形外科的テストを実施。分析してわかった痛みの原因に対して、治療内容を組み立てて患者様に問診をする練習と手技練習をしました。

 

腰部整形外科テキストを指導するセラピスト
腰の筋肉、関節、神経どの組織にどのような緊張が出ているかを確認する検査の練習です。

 

腰部整形外科的テストを練習するセラピストたち
痛みの出ているところと原因となる場所は違うことが多いので注意深くチェックしていきます。

 

腰痛の手技治療を教えるセラピスト
腰痛治療の基本、背部起立筋を緩める手技練習をしました。アドバンスクラスのセラピストが指導にします。

 

 

脊柱起立筋の説明イラスト
脊柱起立筋という背中の筋肉が固くなり、体幹の可動性が低くなると、体を動かした時の負担が腰にかかりすくなります。

 

腰痛の手技治療を練習するスタッフ
体重のかけ方、肘の角度など、効率よく深層筋を緩めるためには正しいポジションや体の動かし方を習得する必要があります。

 

電気治療(ハイボルト療法と超音波治療)の練習もしました。電気治療をすることで、細胞の修復を促進します。ケガの治りを早くして、痛みを緩和する効果があります。

 

問診、患者様に説明する練習
問診練習と再発防止のためのトレーニング指導の練習です。治療して痛みが緩和した後も腰痛が再発しないよう、当院のスタッフは姿勢改善の重要性を理解してもらえるような説明の仕方を練習しています。

 

治療の細かいところまで確認、練習することができて、とても充実した勉強会となりました!

 

鍼灸漢方科の先生が顔カッサを紹介

中医師の先生が鍼灸科の治療について紹介するコーナーです。今回は顔カッサ(刮痧)についてです。

 

顔カッサとはお肌のメンテナンスやトラブルを改善する中医学の治療法です。

 

中医師の先生が理学療法科と受付スタッフにカッサマッサージをやってみせている
中医師の先生が理学療法科のスタッフにカッサマッサージを実践しながら、その効果について説明します。

 

治療の分野を超えて知識を増やすことで、患者様のお悩みにベストな提案ができるようにすることが狙いで始めたコーナーです。

 

受付&カスタマーサービススタッフの勉強会

2チームにわかれて、理学療法科と鍼灸漢方科の通訳の勉強をしました。

受付兼カスタマーサービスの勉強会とミーティング
理学療法科と鍼灸漢方科の通訳の勉強をしました。理学療法科の通訳練習では、膝の問診の通訳の練習をしました。通訳勉強会の後は、業務に関するミーティングもしました。

 

当社の月例勉強会は治療スタッフと受付スタッフが全員参加し、チーム毎とレベル毎にわかれて勉強します。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

私たちは20マイル行進です。

 

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICの勉強会を動画で紹介

月例勉強会の様子です。タイ語ですが、雰囲気は感じていただけるかと思います(^^)

 

J-CLINIC’s Study Sessions | Physical Therapy & Acupuncture Clinic | (5 Minutes Version)

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

J-CLINIC’s Study Sessions | Physical Therapy & Acupuncture Clinic (10 Minutes Version)

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

 

J-CLINICで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

ぎっくり腰、五十肩、坐骨神経痛、腱鞘炎、捻挫に効果的な超音波治療|J-CLINICの理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

治療スタッフ対象に週末朝1時間、治療の勉強&練習会を開催しています。朝練です!

 

2月4日は、新人スタッフを対象に電気治療の練習しました。

 

新人クラスの朝練の様子
プローブを治療ポイントに正しくあてて、効果的な治療方法を指導しました。

 

電気治療は、ぎっくり腰、慢性の肩凝り、五十肩、坐骨神経痛、腱鞘炎、捻挫、肉離れ、また手術後のリハビリテーションに効果的な治療の1つです。お子さんによく見られるオスグット病、シンスプリント、スポーツによる様々な怪我の治療にも適しています。

 

 

電気治療で期待できる効果

  1. 血流の循環不全による疼痛の軽減、靭帯と筋肉の柔軟性向上

  2. 炎症反応の抑制

  3. 治癒力を促進して再生組織を活性化する

 

 

また、電気療法によって刺激が違います。以下、J-CLINICの電気治療の特徴と効果について紹介します。

 

 

J-CLINICの電気治療

J-CLINICでは、患者様の症状に合わせて、下記治療器を使って効果的な施術を行います。

 

J-CLINICの電気治療器(コンビネーション刺激装置)

セラピストがハイボルテージ治療器で足の治療をしている
この理学療法機器は1台で、超音波治療、電気刺激治療(ハイボルト療法)、マイクロカレント療法ができる「コンビネーション刺激装置」です。

 

1.  ハイボルト療法

ハイボルト療法、高電圧電流を用いて、皮膚に抵抗を与えずに電流刺激を深部組織まで到達させることができます。

 

効果

  • 炎症の抑制

  • 疼痛の軽減

  • 治癒力促進

 

2. マイクロカレント療法

傷ついた組織の修復を促進するマイクロ電流を体内に流すことで、身体の自然治癒力を高める治療法です。神経や筋肉を興奮させずに行うので、運動後の痛みの軽減や、疲労の回復に効果的です。

 

効果

  • 治癒力促進

  • 炎症の抑制

 

3.超音波療法

超音波による温熱効果及び振動エネルギーを利用した治療法です。温熱効果は、組織温の上昇により組織の伸展性を高め、血流を改善して循環不全による痛みを緩和させる効果があります。また、高速で細かい振動を、体の深部まで到達させ、筋肉や関節などのこわばりを和らげ、炎症の治癒や細胞の活性化を促進します。超音波は痛覚を刺激せずに筋肉を細胞レベルでほぐします。

 

効果

  • 靭帯と筋肉の柔軟性向上

  • 循環不全による疼痛の軽減

  • 炎症の抑制

  • 治癒力促進

 

4.コンビネーション療法

これは2つの異なるエネルギーを組み合わせた治療法で、1つの電気療法をする施術と比べ、短い時間でより効果の高い治療が可能です。

 

J-CLINICでは、超音波治療、電気刺激治療(ハイボルト療法)、マイクロカレント療法のコンビネーション治療を行っています。

 

 

朝練の様子

トリガーポイントを狙ってプローブをあてる練習
腰痛治療の練習。トリガーポイントを狙って電気治療器のプローブをあてる練習しています。

 

腰痛のトリガーポイントを狙って電気治療器のプローブをあてる練習
症状のあるところに症状に合った刺激を集中的に入れることで期待する効果を得られます。

 

私たちの朝練では、解剖学の学習と治療技術を繰り返し練習することで、体と治療の理解を深めます。

 

治療前と治療後で患者様に体の変化を感じてもらえるような治療ができる治療家の育成を目指しています。

 

 

電気治療と手技治療の組み合わせ

今回紹介した電気治療は痛みの緩和に効果的な治療法ではありますが、当院の理学療法科では電気治療だけでなく、手技治療も組み合わせた治療を行います。

 

足首に電気治療と手技治療をしている
例えば足首捻挫の治療では、電気治療で炎症を抑制し疼痛を緩和した後、手技治療で足首の周辺の筋肉の緊張を緩めます。

 

理由は、捻挫をすると痛い部分をかばって周辺の筋肉、関節、腱などが硬くなり痛みが発症する場合があるからです。早期治療を目指すためには手技治療も必要です。

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

J-CLINCで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

頭痛、めまい、肩痛、腰痛の鍼治療の技術を練習する|J-CLINIC鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

今回は鍼灸漢方科の先生の1月20日と2月10日に行った朝練の様子を紹介します。

 

 

1月20日の朝練

前半:肩甲骨に付着する筋肉のトリガーポイントを探す練習

 

首肩の痛み、背中の痛みがある場合は、肩甲骨に付着する筋肉にトリガーポイントができている場合が多いです。

 

肩甲骨に付着する筋肉のトリガーポイントを探す練習をしています
肩甲骨に付着する筋肉のトリガーポイントを探す練習をしています。

 

トリガーポイント(筋肉が固くなっている部分)は、押さえるとその周りの部分に関連痛と呼ばれる痛みが感じられるのが特徴です。トリガーポイントができてしまう原因は、デスクワークや立ち仕事などの長時間同じ姿勢でいることや、スポーツなどで同じ筋肉を使いすぎることが挙げられます。

 

肩甲骨に付着する筋肉のトリガーポイントを探す練習をしています
こちらも、肩甲骨に付着する筋肉のトリガーポイントを探す練習。患者様の体の負担にならないよう、手際よくポイントを捉えることを目指して練習します。

 

 

棘下筋の緊張を緩める練習
J-CLINICでは鍼の先生(中医師)も手技療法の練習をします。触診できないと、治療ポイントを見つけることができないからです。

 

後半は、腰部のトリガーポイントに鍼を当てる練習をしました。

 

腰の筋肉のトリガーポイントに鍼を当てる練習。
後半は腰痛の治療を想定して、腰の筋肉のトリガーポイントに鍼を当てる練習。

 

腰の筋肉のトリガーポイントに鍼を当てる練習。
治療の勘が身につくまで繰り返し練習します。

 

 

2月10日の朝練

首肩の痛み、頭痛、めまい、自律神経失調症状などに効果的な鍼治療、鍼を打つための治療ポイントを探す触診の練習をしました。

解剖学で筋肉の構造について説明するリーダー
解剖学を勉強。首肩の筋肉の構造上、負荷がかかりやすいポイント、つまり痛みがでやすいポイントを説明しています。

 

首肩を左右片方ずつ触り、筋肉のトリガーポイントを触診で探します。
親指で皮膚、筋膜、表層筋をマッサージしながら深層筋(棘上筋、肩甲挙筋、胸鎖乳頭筋、斜角筋)をチェックします。皮膚や筋肉の固さや大きさ、過敏さなどの情報をキャッチする練習です。

 

痛みの原因は筋肉の深層部にあることが多いのですが、施術者が力任せに深部を探ろうとしても、患者さんが緊張してしまうと深層筋を触察できません。なので、触診の練習はかかせません!

 

首肩の筋肉の左右の硬さの違い、力の入り方に違いがあるかなどを触診でチェックする練習。
次は両方の首肩を触り、肩の筋肉の左右の硬さの違い、力の入り方に違いがあるかなどを触診でチェックする練習。

 

頭蓋骨、頚椎、肩甲骨まわりで重なり合う筋肉。
頭蓋骨、頚椎、肩甲骨まわりで重なりあう筋肉。この筋肉が重なり合うところには、痛みの原因となっているトリガーポイント(筋肉の塊)ができやすいです。

 

 

 

首肩の筋肉の構造上、負担のかかりやすいポイントに鍼を打つ練習。
首肩の筋肉の構造上、負担のかかりやすいポイントに鍼を打つ練習。

 

首肩の筋肉の構造上、負担のかかりやすいポイントに鍼を打つ練習。
鍼を入れるスピードとリズムも適切かどうかチェックしました。

 

J-CLINICではスタッフの勉強会と技術練習を頻繁に行っています。
謙虚に学びながら自分を高め、そうして培った力で周りに良い影響を与えられる個人、組織になることを目指しています。

 

「少にて学べば、則ち壮にして為すことあり。壮にして学べば、則ち老いて衰えず。老いて学べば、則ち死して朽ちず。」江戸後期の儒学者・佐藤一斎の言葉です。

 

「子供のころ(若いころ)にしっかりと勉強しておけば、大人になってから社会にとって重要な仕事をすることが出来る。大人になってからも学び続ければ、老年になってもその力は衰えることがない。老年になってなお学ぶことをやめなければ、死んだ後も自分の社会への役立ちは次代の人々によって引き継がれていく」という意味です。(わかりやすい解説が東進ゼミナールのコラムに書いてあったので引用させていただきました

 

学びに終わりなし!です。

 

 

J-CLINICの鍼治療と理学療法治療

首肩痛、腰痛の場合はJ-CLINICでは鍼治療だけでなく、理学療法(手技治療、電気治療)も組み合わせた治療を行います。

 

鍼は患部に刺激を入れて血流を良くすることで、可動域の改善および痛みの緩和につながりますが、痛みの原因が患部ではなく体幹の歪みなどにある場合もあります。なので、理学療法治療と組み合わせることをお勧めします。

 

実際は問診の際に、痛みの状況をお伺いして、動き・可動域の検査、痛みの深さなどを細かく検査し、根本治療を目指した治療方法・計画を提案します。

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

J-CLINCで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

J-CLINICでの受診を検討中の方は、こちらのよくある質問をご覧ください。

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

筋膜性疼痛症候群、腰痛、肩こりを手技療法で治療する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

1月27日は新人スタッフ向け、28日はミドルクラスを対象に「筋肉を緩める手技治療のテクニックを習得する」をテーマに朝練をしました。

 

 

効果的な治療をするために筋膜と筋肉の構造を知る

まずは筋膜、筋肉の解剖学から勉強しました。

新人クラスの朝練の様子
1月27日の新人クラスの朝練。

 

ミドルクラスのスタッフの朝練の様子
1月28日のミドルクラスの朝練。筋膜、表層筋を緩める重要性を説明しました。

 

痛みを取り除くためには深層筋の緊張を緩める必要があるのですが、いきなり強い刺激を深層に与えようとすると、患者さんの体は緊張し、硬直して刺激を拒みます。

 

症状が悪ければ悪い方ほど、その傾向が強いです。したがって、表層から徐々に緩めていく必要があります。

 

 

まず、筋膜の構造について確認しました。

 

筋膜の構造のイラスト
表面から皮膚、筋膜、表層筋、深層筋の順番で組織が層になっています。 深層筋に刺激を入れる前に皮膚、筋膜、表層筋を緩める必要があります。

 

次に筋肉(表層筋、深層筋)について勉強し、緊張を緩める方法を確認しました。

表層筋の奥の深層筋に手技治療するイラスト
深層筋:体の筋肉は何層にも重なり合っています。体の外からでも凸凹が分かりやすい表面の筋肉を表層筋と呼ぶのに対して、体の奥の方にある筋肉は深層筋と呼ばれています。

 

 

筋筋膜性疼痛症候群(MPS症候群,Myofascial Pain Syndrome)

今回練習したテクニックは、MPS症候群の治療でも使われるものです。

 

この疾患は骨や関節には異常はなく、筋肉や筋膜に痛みの原因があるとされています。

 

繰り返す動きや激しい運動や加齢による炎症や血行不良により、筋肉を包む筋膜の癒着が起こると言われています。最近では、肩こりや腰痛の原因がこれらの筋肉の癒着によって起こるとも考えられています。

 

※筋膜の癒着については、CORE FITさんのコラム「筋膜の癒着」ってなに?【保存版】でわかりやすく書かれています。

 

筋膜と筋肉を緩めるテクニックの4step

私たちは緊張した筋肉を手技治療で次の順番で緩めていきます。

  1. 揉捻(皮膚、筋膜、表層筋を緩める)

  2. トリガーポイントマッサージ(深層にある筋肉の塊を緩める)

  3. Motion & Manipulation (M&M, 深層にある筋肉の塊をストレッチをかけながら緩める)

  4. Cross fiber(癒着した筋繊維の塊をほぐす)

 

この4つを練習しました。

 

 

新人クラスの朝練

解剖学を学んだ後は、筋膜、表層筋、深層筋を意識しながら、実際に肩と背中の筋肉を緩める練習をしました。

 

棘上筋、棘下筋の筋肉の緊張を緩める練習
棘下筋の筋肉の緊張を緩める練習です。指の使い方、刺激を入れるポイントなども気を付けながら施術します。

 

背中の筋肉の緊張を緩める練習をするセラピスト
背中の筋肉の緊張を緩める練習をするセラピスト。これが1番の柔捻というテクニックです。

 

リラックスして患者さんが治療を受けられるように知識の復習と手技療法のテクニックを繰り返し練習することで体の理解を深めます。

 

 

ミドルクラスの朝練

棘上筋、棘下筋の筋肉の緊張を緩める練習
M&M(筋肉の塊をストレッチをかけながら緩める)というテクニックで、棘下筋の筋肉の緊張を緩める練習。肩の痛みの治療で良く使われる手技治療です。

 

肩の僧帽筋を緩める練習
M&Mで肩甲挙筋を緩めています。肩が凝りがひどい人はここの筋肉が緊張しています。

 

スタッフの手技を受けてみると指や手首が固かったり、治療ポイントを絞りきれていなかったり、関節を動かす方向が微妙にずれてたり、幅が小さかったりと細かい改善点がたくさん見つかったのがよかったです。

 

新人とミドルクラスのスタッフの技術を比較すると、意外と施術の仕方に癖が少ない新人の方が上手くできたりすることもあるので面白いものです。

 

変な癖がつかないように定期的な技術は欠かせない、という気づきもありました。

 

背中の筋肉を緩める練習をしているセラピスト
背中の筋肉、脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)の緊張を緩める練習です。この筋肉が硬い、つまり体幹の可動性が低くなると、体を動かした時の負担が腰にかかりすくなります。

 

 

短時間の施術で、治療前・治療後の変化をハッキリ出せる治療家育成を目指しています!

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

J-CLINCで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok
;

捻挫をエコーで検査、腕の痺れや首肩の張りに効果的な手技治療を練習する|J-CLINIC理学療法科・鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

1月22日に2024年1回目となる月例勉強会を開催しました。

 

理学療法科の勉強会のテーマ

  1. 超音波で捻挫(足関節)を診る練習

  2. 痺れなど、体の片側だけ痛い症状の原因を分析して説明する

  3. 首肩の張り、肩甲骨の内側の痛み、腕の痺れの治療を練習する

 

1. 超音波検査(エコー検査)で足関節を診る練習

捻挫をエコーで診る練習をしている
超音波を使って足関節の画像を検査する練習をしています。

 

レントゲン・超音波検査の特徴

足関節を捻挫した場合は、医療機関で画像診断を受けることをお勧めしています。

 

  • レントゲン:骨折、または骨にひびが入っていないかの有無を確認

  • エコー検査:どの靭帯にどの程度損傷があるか、評価

 

足関節の靭帯のイラスト
足関節の主な靱帯として、内側には三角靱帯、外側には前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯があり、エコー検査ではどの靭帯が損傷したかを検査することができます。

 

捻挫した時の主な症状は足首の痛みや腫れです。

 

足首を内側にひねった場合は、主に足首の外側(外くるぶし周囲)が腫れてきたり、内出血すると青あざができたりします。 熱を持つこともあります。

 

また外側だけでなく、内側が痛くなったり、外くるぶしの後ろ側が痛くなったりもするので、どの靱帯を痛めたかを特定してから治療するのが良いです。

 

J-CLINICの捻挫治療(ブログ過去記事)

 

エコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる|J-CLINIC理学療法科

 

* X線検査のご予約は J-CLINIC エカマイ院 で受け付けています(2024年3月から)

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

 

2. 体の片側だけ痛い症状の原因を分析して説明する

姿勢不良や体の捻れなど左右差のバランスが崩れていると、「腰の片側だけ痛い」「片側の手だけが痺れる」「片側の足だけが痺れる」といった症状がでることがあります。

 

モアレグラフィーの画像を見ながら、痛みの原因を分析・説明する練習をしているセラピスト
モアレグラフィー画像を見ながら、体の歪みや捻れをチェックして、痛みの原因を分析する練習をしました。

 

治療して痛みが緩和した後も再発しないよう、当院のスタッフは姿勢改善の重要性を理解してもらえるような説明の仕方を練習しています。

 

 

3. 首肩の張り、肩甲骨の内側の痛み、腕の痺れの治療を練習する

背中の筋肉を緩める手技練習をしました。

 

患部に触らなくても、深層の背中の筋肉を手技治療で柔軟性を緩めるだけで、首肩の張り、肩甲骨の内側の痛み、腕の痺れが半分以下になるというケースは多いです。

 

背中の筋肉を緩める手技をする前に、痛みの状態を検査します。

頸椎に問題がないかをチェックしているセラピスト
頸椎に問題がないかをチェック。

 

胸の筋肉が腕の神経を圧迫していないかをチェックしているセラピスト
胸の筋肉が腕の神経を圧迫していないかをチェック。

 

肘を使って、脊柱起立筋を緩めています。
肘を使って、脊柱起立筋を緩める練習をしました。

 

 

脊柱起立筋の説明イラスト
脊柱起立筋(体幹の筋肉)が硬くなると、首、腰、肩、股関節、膝などの体のあらゆる関節に負担がかかりやすくなり、衝撃のショックの吸収がうまくいかず、関節に痛みが出やすいです。

 

なので、当院の理学療法科では、背中の筋肉を緩める手技練習を重視して、頻繁に練習を重ねています。

 

鍼灸漢方科の先生が不眠症の漢方薬を紹介

理学療法科のスタッフに中医師が漢方薬の効能を紹介するコーナーです。

 

今回は不眠症の治療に役立つ漢方薬”酸枣仁汤”の効能を説明し、実際に飲んでみました。

中医師の先生たちが不眠症の漢方薬について説明しています
“酸枣仁汤”は、血液に栄養を与え、神経と心を落ち着かせる効能があります。不安を和らげ、体が疲れて落ち着かなくなる、動悸がある、睡眠中の発汗、めまい、口渇、不規則な心拍、または速すぎる心拍にも効果があると言われています。

 

治療の分野を超えて知識を増やすことで、患者様のお悩みにベストな提案ができるようにすることが狙いで始めたコーナーです。

 

受付&カスタマーサービススタッフの勉強会

2チームにわかれて、理学療法科と鍼灸漢方科の通訳の勉強をしました。

通訳の勉強をする日本語話者スタッフ
理学療法科の通訳レッスンでは、肩の痛みと足首の痛みの通訳ロープレをしました。鍼灸漢方科では、不妊治療の通訳でよく使う医療用語について勉強しました。

 

 

当社の月例勉強会は治療スタッフと受付スタッフが全員参加し、チーム毎とレベル毎にわかれて勉強します。

 

ビジョンの達成に近道なし!

私たちは2024年も20マイル行進です。

 

 

2024年新年のタンブン

この勉強会が始まる前に、J-CLINICプロンポン院でタンブンをとりおこないました。

 

社員の健康と成長、2024年も良い一年となりますようと願いました。

 

 

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

 

 

J-CLINICの勉強会を動画で紹介

先月の月例勉強会の様子です。タイ語ですが、雰囲気は感じていただけるかと思います(^^)

 

J-CLINIC’s Study Sessions | Physical Therapy & Acupuncture Clinic | (5 Minutes Version)

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

J-CLINIC’s Study Sessions | Physical Therapy & Acupuncture Clinic (10 Minutes Version)

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

 

 

J-CLINCで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

腰痛、坐骨神経痛、梨状筋症候群の痛みを緩和する鍼治療を練習する|J-CLINIC鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

1月7日朝、鍼灸科スタッフを対象に勉強会を開催しました。治療の練習、朝練です!

 

 

朝練のテーマ

腰臀部周囲筋の触診の練習です。腰臀部だけでも10以上の筋肉があり、筋肉を別々に触ることができないと、正確な治療ポイントは捉えられません。

 

治療ポイントを探して、鍼の施術をする練習

腰の治療ポイントを探す練習
腰痛の治療の時に、腰の治療ポイントを素早く探す練習です。

 

筋肉の長さ、筋肉の大きさ、筋繊維の走行、深さを考慮して、短時間にポイントを見つける練習です。

 

お尻の治療ポイントを探す練習
次はお尻の治療ポイントを探す練習です。坐骨神経痛、梨状筋症候群、中殿筋の筋肉痛などの治療で知っておくべき重要なポイントです。

 

骨盤周囲筋のイラスト
骨盤周囲筋とも呼ばれますが、お尻(臀部)の周りはこれだけのインナーマッスルとアウターマッスルで構成させています。

 

鍼を打つ練習
触察して見つけたトリガーポイントに鍼を当てる練習。

 

鍼の打つ練習をするスタッフ
治療ポイントを触察して鍼を打つ練習 触察から鍼をするまでの流れをスムーズにできるように反復練習しました。

 

素早く治療ポイントを探し、施術することで患者さんに安心感を与えることもできます。

 

繰り返し練習して手の感、手際の良さを身につけます!

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

J-CLINCで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

FAQ

理学療法科 FAQ

初診予約や治療前に多くいただくご質問をまとめました。(鍼灸漢方科の初診FAQ

初診のご予約の際に、当院理学療法科によくいただくご質問をまとめました。
鍼灸漢方科の初診に関するよくある質問

 

関連リンクにはさらに詳しい情報を記載しておりますので、ご参考にしてください。

 

FAQ

 

J-CLINICの治療


Q. J-CLINICではどんな治療を提供していますか?

Q. J-CLINIC 理学療法科では何が治療できますか?

 

予約・診療時間


Q. 日本語で治療を受けることができますか?

Q. 予約は必要ですか?

Q. 診療時間を教えてください。

Q. 所要時間はどのくらいかかりますか?

Q. 訪問治療はやっていますか?

Q. 初診の際に持参するものはありますか?

Q. 運転免許証の更新をするので健康診断書が必要です。J-CLINICで健康診断書を発行してもらえますか?

 

料金・支払い方法


Q. 初診はどのくらい費用がかかりますか?

Q. クーポン(回数券)はありますか?

Q. 紹介割引や優待割引はありますか?

Q. 支払いの際、クレジットカードは使えますか?

 

保険治療


Q. 腰が痛いです。保険は使えますか?

Q. 鍼治療は保険が使えますか?

Q. クレジットカード付帯の海外旅行保険を使って治療を受けることはできますか?

Q. 産後骨盤矯正を受けたいです。保険は使えますか?

 

理学療法治療


Q. 捻挫をした場合、J-CLINICではどんな検査と治療をしますか?

Q. 捻挫しました。どのくらい通院すれば治りますか?

Q. 膝を曲げた時、膝のお皿の周りが痛いです。病院の医者からは「超音波治療をすると効果がある」と言われました。JCLINIC で超音波治療だけしてもらえますか?

Q. 腰が痛いです。しかし接待で3日後どうしてもゴルフをしなければなりません。即効性のある治療はありますか?

Q. ラグビーの練習をしている時に、左の肩を強くぶつけました。たぶん脱臼していると思います。J-CLINICで治療してもらえますか?

Q.キックボクシングの練習でパンチした時に右の手を痛めました。腫れ、赤み、強い痛みがあり動かすことができないので、骨折を疑っています。J-CLINICで治療できますか?

Q.J-CLINICでX線検査(レントゲン検査)を受けることはできますか?

Q. カイロプラクティックはやっていますか?

 

鍼治療


Q. 五十肩を鍼治療で治したいです。

Q. 心筋梗塞の予防のため、血液をサラサラにする薬を飲んでいます。鍼治療を受けることができますか?(鍼灸漢方科のFAQ ページにリンクします)

 

妊娠中・産後の治療


Q. 妊娠8ヶ月で腰が痛いです。治療できますか?

Q. 1月前に出産しました。産後骨盤矯正は受けられますか?

 

治療後に体調が悪くなった場合


Q. 先ほど治療を受けたのですが、体がだるいです。どうすればいいですか?

Q. 昨日マッサージを受けました。施術を受けた箇所の一部の筋肉に痛みを感じます。どうしたらよいですか?

Q. 昨日マッサージを受けました。施術を受けた箇所の一部に青あざができました。どうしたらよいですか?

 

駐車場


Q. 車で行きたいです。駐車場はありますか?

 

 

その他


Q. チップを払う必要がありますか?

Q. 車で行きたいです。駐車場はありますか?

Q.子供を連れていってもいいですか?

Q. セラピストが治療している様子を動画にとってインスタグラムにアップしていいですか?

 

J-CLINICの治療


Q.J-CLINICではどんな治療を提供していますか?

理学療法治療、タイ伝統医学、中国伝統医学による治療を提供しています。

 

1.理学療法治療とタイ伝統医学による治療
それぞれの治療の理論に基づき、患者様の怪我や症状の回復、運動機能の改善、再発予防を目的として下記治療を症状に合わせて行います。

  • 手技療法(マッサージ )
  • マニュピレーション(関節可動域を改善する治療)
  • 電気治療
手技治療と電気治療の施術写真
手技治療と電気治療

 

2. 中国伝統医学による治療
中国伝統医学の理論に基づき、病気や怪我の回復、運動機能の改善、再発予防、健康維持、健康増進を目的として下記治療を患者様の症状に合わせて行います。

  • 鍼灸治療
  • カッピング
  • カッサ
  • 漢方薬
鍼治療、灸治療、カッピング、カッサ、漢方薬の写真
鍼治療、灸治療、カッピング、カッサ、漢方薬

 

 

Q. J-CLINIC 理学療法科では何が治療できますか?

腰痛、五十肩、膝痛、頭痛、坐骨神経痛、捻挫、手術後リハビリ、スポーツや事故による怪我など、軟部組織に関連した痛みの治療を行っています。

 

予約・診療時間


 

Q. 日本語で治療を受けることができますか?

はい、できます。日本語通訳希望の方はご予約の際にお伝えください。また、AI音声通訳機ポケトークも用意してありますので、日本語通訳者不在の時でもご受診いただけます。

 

Q. 予約は必要ですか?

はい、当院は予約制です。

ご予約はご希望の院のラインまたはお電話からお願いします。ラインの返信は日本語のできるタイ人スタッフが返信します。

  • プロンポン院:097-257-3577
  • トンロー院:084-424-1299
  • エカマイ院:097-245-7863

 

症状や治療に関する相談、保険の利用方法、不妊治療など、日本人から返信をご希望の場合は、問い合わせフォームまたはFace Book メッセンジャーからお問合せください。

 

関連リンク

 

Q. 診療時間を教えてください。

9:00~18:30(受付時間)です。年末年始のお休み以外、定休日はございません。
ただし、研修などで休診することがございます。休診する場合は、Facebook でお知らせしています。

 

Q. 所要時間はどのくらいかかりますか?

45分~1時間程度です。問診表のご記入、問診、お着換え、治療・施術という流れです。

 

初診の場合は1時間以上かかる場合があります。また、逆に症状によっては45分より短くなる場合もあります(刺激を入れすぎない方がいい場合など)。

 

関連リンク
理学療法科の治療案内

Q. 訪問治療はやっていますか?

訪問治療は提供していません。治療をご希望の方はクリニックまでお越しください

ご自宅、宿泊先のホテルへの訪問治療はやっていません。

 

Q. 初診の際に持参するものはありますか?

初診の方は新患登録をするため、パスポートを持ってきてください。

 

身分証明書提示のお願い

新患登録をするため、初診の方はパスポートまたはタイ政府発行の写真付き身分証明書(タイの運転免許証、ワークパーミット)をご提示ください。コピーやデジタル画像でご提示いただくことも可能です。

 

ご提示をお願いする理由は下記の通りです。

  1. 本人確認
  2. 医療記録や保険書類の作成のため(名前や年齢の確認)
  3. 法律に基づく情報管理(タイ保健省の規定に基づき、当院は患者様の情報を記録する義務があります)
パスポートの表紙とイラスト
身分証明書はコピーを取らせていただきますが、個人情報は安全に取り扱っておりますのでご安心ください。身分証明書のご提示がない場合、治療を受けられません。ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

保険治療をご希望する方へ
医療保険のキャッシュレスサービスご利用の場合は、保険証券をご持参下さい。ただし、後日ご自身で保険金を請求される方は保険証券のご提示は不要です。

社会保険または国民健康保険をご利用の方で指定の申請用紙(海外療養費請求書類)がある場合はご持参ください。

 

なお、保険適用の可否についてはJ-CLINICは判断できませんので患者様から保険会社へ直接ご確認ください。また、キャッシュレスサービスに対応できない保険もありますので、詳しくはJ-CLINIC までお問合せください。

 

Q.運転免許証の更新をするので健康診断書が必要です。J-CLINICで健康診断書を発行してもらえますか?

発行できません。J-CLINICの治療を受ける方に診断書を発行しますが、運転免許証やビザ取得のための健康診断は受け付けていません。なお、診断書の発行は有料です。

診察料 700B / 回(医師による診察、診断書と指示書の発行)

 

 

料金・支払い方法


 

Q. 初診はどのくらい費用がかかりますか?

自費診療ですと、初診は2100Bの場合が多いです。初診料500Bと理学療法治療(手技・電気)1600Bで2,100Bです(1症状の場合)。

 

鍼治療(部分治療)を追加する、症状や怪我が複数ある、保険会社に提出する用の診断書等が必要な場合などは追加で料金がかかりますので、詳しい料金を知りたい方はお問合せください。

 

Q. クーポン(回数券)はありますか?

ありません。クーポンの販売は2024年3月31日にクーポン(回数券)の販売を終了しました。

 

関連リンク
料金表

 

Q. 紹介割引や優待割引はありますか?

当院では治療費の割引はしておりません。

 

Q. 支払いの際、クレジットカードは使えますか?

はい、クレジットカード払い可能です。ただし、アメリカンエキスプレスカードとダイナースクラブカードは使用できません。

その他、現金、QRコード(銀行送金)でのお支払いも可能です。

 

保険治療


 

Q. 腰が痛いです。保険は使えますか?

患者様の症状に対して保険が適用されるかどうかは当院では判断ができません。加入されている保険会社にお問合せください。
保険会社には、患者様の症状、またJ-CLINICの理学療法科で治療を受けることをお伝えしてご確認ください。

 

関連リンク
保険治療について

 

 

Q. 鍼治療は保険が使えますか?

鍼治療は保険が使えないケースが多いですが、当院では判断ができないため、加入されている保険会社にお問合せください。

 

関連リンク
保険治療について

 

 

Q. クレジットカード付帯の海外旅行保険を使って治療を受けることはできますか?

患者様の症状に対して保険が適用されるかどうかは当院では判断ができないため、クレジットカード会社にお問合せください。お問合せの際は、患者様の症状とJ-CLINIC理学療法科で治療することをお伝えください。なお、保険が適用される場合でも、患者様が先にお支払いしていただき、患者様ご自身でクレジットカード会社に給付金請求をします。

 

多くはないですが、患者様がクレジットカード会社に連絡した後、クレジットカード会社が契約している保険会社から当院に支払い保証書が送られて来て、キャッシュレスサービスが可能になるというケースもあります。

 

いずれにしても、ご来院前にクレジットカード会社にお問合せください。

 

Q. 産後骨盤矯正を受けたいです。保険は使えますか?

産後骨盤矯正コースは保険適用外です。料金は、初回2,100B(初診料500B、 産後骨盤矯正コース1,600B)、2回目以降は1,600Bです。

産後骨盤矯正コースの初回割引は2024年1月18日をもって終了しました。

 

 

理学療法治療


 

Q.捻挫をした場合、J-CLINICではどんな検査と治療をしますか

理学療法科での治療をお勧めしています。検査と治療の流れは下記の通りです。

 

1. エコー検査と触診

足首にエコー検査のプローブがあてられている
損傷した靭帯や腱を特定するためにエコー検査と触診を行います。

 

2. 電気治療(ハイボルト療法・超音波療法)

捻挫した足首に電気治療をしている
表層の筋肉の緊張を高電圧の電気(ハイボルト療法)で緩めながら、手では届かない深部の筋肉を超音波療法でほぐします。

 

3. 手技治療
捻挫した患部をかばって周辺の筋肉、関節、腱などが痛くなることがあるため、早期治療を目指すためには手技治療が必要です。

 

4. テーピング、サポーター

セラピストが患者様の足首にテーピングを巻いている
患部を固定します。

 

5. 治療後アドバイス

マッサージボールでふくらはぎをケアする人
捻挫の再発を防ぐためのトレーニングとセルフケアのアドバイスをします。

 

関連リンク

 

 

 

Q. 捻挫しました。どのくらい通院すれば治りますか?

実際にご来院いただいて、痛めた時の状況、動き・可動域の検査、痛みの深さなど細かく検査をしないと、通院頻度はご提案できません。

 

また患者様の習慣、体の使い方の癖、生活スタイルなどによっても、回復のスピードはかわってきます。

 

「予算を検討したいから、どうしても知りたい」という場合は、日本人スタッフからお電話して症状をヒアリングさせていただきます。

 

 

Q. 膝を曲げた時、膝のお皿の周りが痛いです。病院の医者からは「超音波治療をすると効果がある」と言われました。J-CLINIC で超音波治療だけしてもらえますか?

膝のお皿の周辺が痛い時は、当院では超音波治療だけでなく、手技治療も組み合わせて施術します。

 

超音波治療は痛みの緩和と関節の可動域を改善することはできますが、根本的な治療を目指す場合は体の歪みも改善する必要があります。

 

膝のお皿の周辺が痛い場合、足首と股関節に歪みがある場合が多いです(膝は足首と股関節の間にあるため)。その、足首と股関節の歪みを改善するためには手技治療が効果的です。

 

 

Q. 腰が痛いです。しかし接待で3日後どうしてもゴルフをしなければなりません。即効性のある治療はありますか?

 

1回の治療でどれだけ痛みがとれるかは、患者様の体の状態によります。急性腰痛(ぎっくり腰)の場合、完治するまで1~2ヶ月かかることもあります。また、回復のスピードは患者様の習慣、体の使い方の癖、生活スタイルなどによってもかわってきます。

 

・腰痛治療

腰痛の場合、J-CLINICでは電気治療で痛みを緩和、手技療法で体のバランスを整えます。体のバランスを整えることで痛み患部にかかっている力学的な負担を軽減できます(根本治療につながります)。また、症状によっては鍼治療を行います。

手技治療と電気治療の施術写真
痛みの状況をお伺いしながら、動き・可動域の検査、痛みの深さなどを細かく検査し、根本治療を目指した治療方法・計画を提案します。

 

・セルフケア

– サポーターを処方します。サポーターで腹圧を高め、腰にかかる負担を減らします。

– 体幹の筋肉が弱いことが原因で腰痛を発症している場合は、トレーニング指導します。

患者様にサポーターを装着してあげる理学療法士
サポーター

 

強い痛みがある場合は、症状が悪化するので無理をしてゴルフにいかず、治療をしながら、数日は安静にすると良いでしょう。

 

 

Q. ラグビーの練習をしている時に、左の肩を強くぶつけました。たぶん脱臼していると思います。J-CLINICで治療してもらえますか?

  • 検査について
    肩の脱臼が疑われる場合は病院で検査を受けてください。病院ではX線検査(レントゲン)、および医師が軟部組織(皮膚、脂肪組織、筋膜、筋肉、腱、靭帯、神経、血管)に損傷があると判断した場合、CTやMRIなどの精密検査を受けます。J-CLINICではCT とMRI の検査はできません。患者様自身で脱臼しているかどうか判断ができない場合は、J-CLINIC でX線検査を受けていただき怪我の状態を確認することはできます。ただし、脱臼やその他の異常が確認された場合には、すぐに病院での受診をおすすめします。
    * X線検査は J-CLINIC エカマイ院で受けてることができます(要予約)
  • 治療について
    脱臼の場合、病院では外れた関節を正確な位置に戻す整復、または手術を行います。当院では脱臼の手術、および整復は行っていません。J-CLINICでは、術後または整復後に残った疼痛、重だるさ、違和感、悪くなった肩関節の動きを改善するための治療をすることができます。手技治療と超音波療法で、肩関節周囲の筋肉の柔軟性と滑走性を高めます。滑走性とは、筋肉が伸び縮みがしやすくなる、動作がスムーズになることです。また、脱臼を再発させないためのトレーニングやセルフケアの方法も指導します。

 

Q.キックボクシングの練習でパンチした時に右の手を痛めました。腫れ、赤み、強い痛みがあり動かすことができないので、骨折を疑っています。J-CLINICで治療できますか?

  • 検査について
    骨折が疑われる場合は病院で検査を受けてください。腫れや赤み、強い痛みがある場合は、骨折や骨にひびが入っている、靭帯断裂などの可能性があるります。病院ではX線検査(レントゲン)、および医師が軟部組織(皮膚、脂肪組織、筋膜、筋肉、腱、靭帯、神経、血管)に損傷があると判断した場合、CTやMRIなどの精密検査を受けます。J-CLINICでX線検査できますが、CTやMRIなどの精密検査、手術やギプスによる固定の処置は行っておりません。

 

  • 治療について
    病院では、骨折した中手骨の状態に合わせて、骨を元の位置に戻し(整復)、固定します。整復が困難な場合は手術をします。当院では骨折の手術、および整復は行っていません。J-CLINICでは、術後または整復後に残った疼痛、重だるさ、違和感、動きの悪くなった手指の関節(MP・PIP関節)の動きを改善するための治療をすることができます。手技治療と超音波療法で、手指の関節周囲の筋肉の柔軟性と滑走性を高めます。また、骨折した中手骨の部位には、傷ついた組織の修復を促進するマイクロカレント療法と、細胞の活性化を促進する超音波療法のコンビネーション治療をすることで骨折の回復を早めます。

 

Q.J-CLINICでX線検査(レントゲン検査)を受けることはできますか?

はい、できます。エカマイ院でX線検査を受けることができます。ご来院前にご予約をお願いします。

レントゲン検査を受けている人
J-CLINICのX線検査

 

ご予約

Ekkamai Line Account
J-CLINIC エカマイ ラインアカウント

 

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

Q. カイロプラクティックはやっていますか?

やっていません。

 

J-CLINICでは、理学療法と鍼灸による治療を提供しており、医師、理学療法士、中医師、タイ伝統医学が勤務しています。当院にカイロプラクターは勤務していません。

 

妊娠中・産後の治療


 

Q.妊娠8ケ月で腰が痛いです。治療できますか?

できます。手技治療で筋肉の緊張を緩めて、体の左右差のバランスを整えることで患部への負担を軽減し痛みを和らげます。電気治療はしません。

 

首肩の痛み、足の怪我など、腹部と腰部以外は妊娠中でも電気治療もすることができます。ただし、心配な方は事前にご自身が通院されている産科の先生に理学療法治療を受けて良いかどうかをご確認の上ご予約ください。

 

下記の病気や症状がある方は、J-CLINICの理学療法治療を受けることができません。(鍼治療の禁忌は鍼灸漢方科の初診に関するよくある質問へ

 

手技治療と電気治療の禁忌事項

治療法 禁忌
手技(マッサージ) 急性熱性疾患*1、急性伝染病、癌*2など悪性腫瘍、腹膜炎、虫垂炎、出血性疾患、外傷*3(創傷、骨折、脱臼)、腎炎、血管病(動脈瘤、高度動脈硬化症)、血管疾患(血友病、血液凝固障害)、感染した傷、急性敗血症
電気(超音波、EMS、干渉波) 癌*2など悪性腫瘍、ペースメーカ等の体内埋込型電子機器を装着している、てんかん発作の病歴がある、妊娠中*4、心臓に障害がある、知覚脱失のある部位、感染した傷、急性敗血症、外傷*3(創傷、骨折、脱臼)

 

*1. 熱が38.5度以上ある場合は治療を受けることはできません。38.5度未満でも細菌性感染やウイルス感染による発熱の場合は治療を受けることができませんが、それ以外(ストレスや過労による発熱等)は治療できる場合もあるので、担当医または施術者にご相談ください。

*2. 治療を受けることで血流・リンパの流れが促進され、癌が転移する危険性が高くなることがあります。

*3. 損傷部位その周辺以外は治療を受けることができます。

*4. 安定期に入ったら、腹部と腰部以外は治療を受けることができます。

 

高血圧または低血圧の方、その他持病や既往症について不安なことがあれば担当医または施術者にご相談ください。

 

 

Q. 1ケ月前に出産しました。産後骨盤矯正は受けられますか?

一般的には自然分娩の場合1ヶ月半から、帝王切開の場合は個人差がありますが2、3ヶ月以降から骨盤矯正コースは受けていただくことができます。

 

ただ、産後1ケ月半未満でも「産後腰痛がひどい」「赤ちゃんのお世話の疲労で首肩がだるい」といった理由で理学療法治療を受ける方もいらっしゃいます。治療を希望する方は J-CLINICまでご相談ください。

 

J-CLINICのブロックを使った骨盤矯正

骨盤を矯正する理学療法士
ブロックと患者様自身の体重を使い、ソフトに骨盤を矯正。ソフトな矯正のため痛みはありません。

 

関連リンク

ママにやさしい産後骨盤矯正

 

治療後に体調が悪くなった場合


 

Q. 先ほど治療を受けたのですが、体がだるいです。どうすればいいですか?

水分を十分にとって休息をとれば自然に回復します。

 

マッサージや電気治療を受けた後、倦怠感、眠気、発熱といった症状が出ることがあります。

 

施術の刺激よって動きの悪くなっていた細胞が活性化、滞っていたリンパや血の巡りが改善し、老廃物や疲労物質が一気に排出されて体に急激な変化が起こるためです。

 

この症状は、刺激に敏感な方、体力が低下している方、慢性症状で不調の期間が長い方が初めてまたは久しぶりに治療を受けた場合に出やすいですが、水分を十分にとって休息をとれば自然に回復します。

 

 

Q. 昨日マッサージを受けました。施術を受けた箇所の筋肉に痛みを感じます。どうしたらよいですか?

症状を改善させるために深層筋に刺激が届くマッサージをすることがあります。刺激が入ることで筋肉痛になる方がいますが、痛みは数日でなくなりますので心配はいりません。

 

なお、治療中にマッサージの力が強すぎると感じた時は、強さを調整できますので施術者にお伝えください。

 

 

Q. 昨日マッサージを受けました。施術を受けた箇所の一部に青あざができました。どうしたらよいですか?

青あざは1~2週間で自然に消えます。もし、早く治したい場合は青あざができた当日と翌日は患部に冷湿布を貼ってください。

 

毛細血管が弱っている場合、マッサージの刺激によって毛細血管に傷がつき、青あざ ができる場合があります。

 

 

駐車場


 

Q. 車で行きたいです。駐車場はありますか?

はい、すべての院に駐車場が完備されています。車で来院された方には駐車券にスタンプを押します。(バイクと車は駐車料金のルールが異なります)。また規定の時間を超えて駐車した場合、超過料金は患者様負担となります。詳細は下記表をご確認ください。

 

各院の駐車料金について

 

プロンポン院(スクンビットソイ31のパクソイRSU Tower4階)

 

車の場合

  • 1 時間 40 バーツ(最初の 20 分間は無料)
  • 1 回の治療に対して患者様の駐車券にスタンプ1個( 2 時間無料)
  • 2 回の治療を受ける場合は(例:理学療法科と鍼灸漢方科で受診)スタンプ2個(4時間無料)

 

バイクの場合

  • 最初の 20 分間は無料、それ以降は20 バーツ(終日駐車可能)
  • 20 分を超える駐車料金は患者様の自己負担

 

 

トンロー院(トンローソイ13・ホームプレイスビルディング地下1階)

 

車の場合

  • 1時間 50 バーツ
  • 当院は 1 回の治療に対して患者様の駐車券にスタンプ1個( 4 時間無料)
  • 4 時間以上駐車した場合、それ以降の駐車料金は患者様の自己負担(1時間 30バーツ)*スタンプは2個もらえません(1 個のみです)

 

バイクの場合

  • 駐車場の警備院にクリニックに訪問したことを伝えれば無料で駐車可能
  • 当ビルのサービスを利用しない場合は駐車することはできません

 

 

エカマイ院(スクンビットソイ42・バンコクメディプレックス3階)

車の場合

  • 1 時間 40 バーツ(最初の 15 分間は無料)
  • 1 回の治療に対して患者様の駐車券にスタンプ1個( 3時間無料)
  • 3 時間以上駐車した場合、それ以降の駐車料金は患者様の自己負担*スタンプは2個もらえません(1個のみ)

 

バイクの場合

  • 1 回の治療に対して患者様の駐車券にスタンプ1個(終日駐車可能)
  • 当ビルのサービスを利用しない場合は駐車することはできません。

 

 

 

その他


 

Q. チップを払う必要がありますか?

チップはいただきません。患者様からチップのお申し出があった場合は、お断りしてしております。

医者2人があたまを下げている
We are a clinic and do not accept tips.
We appreciate the gesture but any tips will be declined.

 

 

Q.子供を連れていってもいいですか?

はい。大丈夫です。3院すべて、お子様・赤ちゃん連れOKの個室を完備しております。ご予約の際に、お子様連れとお伝えください(要予約)。

空と雲の壁紙がはってある部屋におもちゃ、絵、ベッドがおいてある
トンロー院のキッズルーム

 

Q. セラピストが治療している様子を動画に撮ってインスタグラムにアップしていいですか?

クリニック内での撮影・録画・録音は原則禁止です。

Picture of No photo No video
患者様と職員のプライバシー及び個人情報を保護するため、院内で許可なく撮影・録画・録音を行うご遠慮ください。

 

また、撮影した写真や動画をSNSに投稿することも禁止しております。本人の同意なく撮影した場合、個人のプライバシーを侵害したとみなされ、タイの個人情報保護法(PDPA)の罰則の対象となる可能性があります。

 

撮影・録画・録音が許可される事例

  • 当院が撮影や録音等を許可している場合
  • 医師または施術者からの病状説明時の録音(許可を得ている場合)
  • 本人と家族を撮影する場合
  • 職員による、診療目的および業務上の理由による場合

 

注意点

  • 撮影時に他の患者様や個人情報が写りこまないようにしてください。正当な理由で他の患者様から苦情の申し立てがあった場合、撮影・録音データの消去をお願いすることがあります。
  • 撮影・録音したデータをSNSなどのインターネット上で公開し問題が発生した場合、投稿者の責任であり、J-CLINIC は一切の責任を負いません。

 

 

Update: 26/7/2025

2023年最後の月例勉強会!首肩腰の治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

12月8日(金)は年内最後の月例勉強会を開催しました。

 

理学療法科の勉強会のテーマ

  1. エコー超音波で肩関節を診る練習

  2. 腰と首の症状について説明する練習

  3. 慢性的な首肩の痛みやコリを治療する練習

 

1. エコー超音波で肩関節を診る練習

肩関節を診る練習をしました。今年は毎月1つの関節にフォーカスしてエコーでみる勉強してきました。

超音波エコーで肩の画像を診る理学療法士
超音波エコーを使って肩関節の画像を診ています。

 

ローテーターカフのイラスト
肩関節周辺には複数の深層筋(インナーマッスル)があります。これらをエコーを使って、検査する練習をしました。

 

超音波エコーで肩の画像を映し出して説明する理学療法士
軟部組織の状態を可視化してより症状の理解を深めます。

 

 

エコーでは、下記のような肩の怪我をした時にも軟部組織の状態を検査することができます。

 

 

2. 患者様の首と腰の症状について説明する練習

患者様への説明を練習する治療スタッフ
タブレットや模型を使って、わかりやすく説明する練習をしました。

 

下記の症状を持つ患者様がご来院された時に、役立つ説明方法です。

首の症状

  • 上位交差性症候群(頭や肩が前に出ていて、背中が丸くなる)

  • 胸郭出口症候群(腕や手が痺れる、肩甲骨周辺の痛む)

腰の症状

  • 椎間板ヘルニア

  • 腰椎椎間関節症(腰を後ろに反らすと痛い、椎間関節に炎症がある)

 

このような痛みや症状は姿勢不良が原因で発症することが多いです。

 

腰痛と首痛の症状について人体模型を使って説明するスタッフ
症状と治療の説明だけでなく、良い姿勢の取り方もアドバイスします。良い姿勢とは、首と腰に負担のかからない姿勢です。

 

 

3. 慢性的な首肩の痛みやコリを治療する練習

深層の筋肉を緩める手技治療で効果的な肘の使い方や、超音波治療機の設定の微調整についてなどについて勉強しました。

首肩痛の治療について講義をするスリーダースタッフ
首肩痛の治療について講義をするスリーダースタッフ。

 

首肩痛の超音波治療について勉強するスタッフ
超音波治療機の設定の微調整、プロープの当て方などを勉強しています。とても細かい内容ですが、これらを習得することで治療効果をあげることができます。

 

 

受付&カスタマーサービススタッフの勉強会

2チームにわかれて、理学療法科と鍼灸漢方科の通訳の勉強をしました。

肩の症状の通訳の勉強をするスタッフ
理学療法科の日本人の患者様に対する通訳の練習。肩の症状についてロープレをしながら勉強しました。

 

鍼灸科の通訳について勉強するスタッフ
鍼灸漢方科の日本語通訳の勉強。どんな治療をしたのか、自宅でできるセルフケアアドバイス等、中医師の先生が治療後に患者様に伝える内容を通訳できるように勉強しました。

 

当社の月例勉強会は治療スタッフと受付スタッフが全員参加し、チーム毎とレベル毎にわかれて勉強します。

 

2023年は12回、毎月開催しました!やりきった達成感もある一方、すでに各チームで来年取り組むべき課題も明確になっています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

私たちは年末も20マイル行進です。

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。

(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

ミッションとリーダーの集合写真
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICの勉強会を動画で紹介しています。

先月の月例勉強会の様子です。タイ語ですが、雰囲気は感じていただけるかと思います(^^)

 

J-CLINIC’s Study Sessions | Physical Therapy & Acupuncture Clinic | (5 Minutes Version)

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

J-CLINIC’s Study Sessions | Physical Therapy & Acupuncture Clinic (10 Minutes Version)

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2023 | J-CLINIC

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

手技治療で背中の筋肉を緩め、柔軟性を高める練習|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

11月18日(土)の朝練は、新人スタッフ向けに背中の筋肉のリリーステクニックの練習をしました。

 

背中の筋肉の治療について学ぶスタッフ
スタッフをレベルごとに分けて、テーマを決めて週末に朝練をしています。

 

背中の筋肉が硬くなり、柔軟性がなくなると下記症状がみられます。

 

  • 体全体の筋肉がこわばる

  • 血流が悪くなる

  • 体が動かしにくくなる

  • 呼吸が浅くなる

  • 疲れやすくなる

  • 怪我のリスクが上がる

  • 痛みや痺れの原因になる

 

背中の筋肉の柔軟性をキープすることは私たちの体の健康を維持する上でとても重要です。

 

 

背中の筋肉のイラスト
背中の筋肉。朝練では深層筋である脊柱起立筋を緩める練習をしました。

 

背中のマッサージをすることで、頭蓋骨、肩甲骨、骨盤、重心の位置が改善され、患部を触らずに5〜7割改善することはよくあります。

 

背中の筋肉を緩める練習をするスタッフ
背中の筋肉は大きいので、セラピストは、効率よく背中の筋肉を緩める必要があります。それをするためには、皮膚、筋膜、筋肉などの解剖の理解を深め、セラピスト自身が体を正しく使って患者様の深層筋に刺激を入れる必要があります。

 

背中の筋肉を緩める練習をするスタッフ
セラピストに余計な力が入っていたり、体の使い方が間違っていると、治療を受けている患者様の体が緊張が緊張してしまうため、深層筋まで刺激が入りません。なので、治療技術を磨くことはとても重要です。

 

背中の筋肉を緩める練習をするスタッフ
何度も繰り返し練習し、治療の勘を育てます!

 

私は、治療の勉強を始めて20年くらいになりますが、背中の筋肉を緩める治療は奥が深くて、難しいと今でも感じています。

 

いかに患者様の体に負担をかけず背中の筋肉を緩めて、治療効果を上げていけるかスタッフと共に引き続き追求していきたいと思っています。

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

 

この中のひとつ「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。短い時間ですが、手の感覚や、知識と経験が豊富なスタッフなので、ポイントを絞って効率よく学ぶことができました。

 

私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。

(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

ミッションとリーダーの集合写真
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

 

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

腰痛に効く仙腸関節の鍼治療を勉強する|J-CLINIC鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

11月12日(日)朝8時30分から1時間、鍼灸科スタッフ向けに勉強会を開催しました。

 

模型を使って説明する佐藤
朝の時間を使って、治療の勉強会をやっています。

 

今回のテーマは「仙腸関節の鍼治療」です。

 

仙腸関節はこのブルーの部分です。

仙腸関節のイラスト
骨盤と骨盤をつなぐ組織は、仙腸関節靭帯です。ここを鍼で治療していきます。

 

 

この仙腸関関節の部分が緊張していると、次のような症状を引き起こすことがあります。

  • 慢性的な腰痛

  • 骨盤周辺の筋肉の痛み、重くだるい感じ (腰よりも少し下の仙骨周辺の痛み)

  • ギックリ腰の後のとりきれない違和感

  • 長い間、立ち姿勢や座り姿勢が続いた時にいつも片側に出る腰臀部痛

  • おしり、足の付け根、足などにも痛み

 

また、腰部脊柱管狭窄症や腰部ヘルニアにも症状が似ていて、併発している場合もあります。

 

 

鍼治療を痛みや可動域制限の原因となる筋組織の塊にすることで血流を改善。血流を改善することで、患部に溜まっていた疼痛誘発物質は流れて血行が良くなり、関節、筋肉靭帯の緊張も和らぎ、可動域の改善および痛みの緩和につながります。

 

 

腰痛の検査、治療ポイントを決める

単純に痛いところに鍼をするのではなく、動きのチェック、可動域のチェック、圧迫などから注意深く治療ポイントを探します。

肩甲骨の捻じれを検査しているスタッフ
背中の盛り上がりをチェックして、骨盤についている背中の筋肉(脊柱起立筋)に硬さの左右差がないかを検査しています。

 

足の長さを検査する練習をするスタッフたち
骨盤がねじれていると、膝を曲げて足の長さをチェックした時、左右差が生じます。

 

股関節の可動域を検査するスタッフたち。
骨盤の捻じれを検査するために股関節の可動域をチェックしてます。

 

 

仙腸関節を圧迫して、圧痛や動きの悪さがないかチェックしてます。
仙腸関節を圧迫して、圧痛や動きの悪さがないかチェックしてます。

 

仙腸関節について勉強するスタッフたち
患者さんの体の状態を把握し、得られた情報から痛みの原因を分析することが重要です。そして、鍼の治療ポイントを決めます。

 

骨盤の模型で鍼の打つ五ポイントを説明
骨盤周りの鍼は、鍼の走行を骨の形状に合わせたり、関節の隙間に入れていくので、骨盤をしっかり把持する押手の安定感や細かい角度のコントロールが必要です。

 

教科書、アプリの解剖と実際の感覚は違います。解剖の理解と手の感覚を合わせながら、鍼治療の練習しました。

 

それぞれの患者様の体の状態を把握し、最適な治療ポイントと刺激量を合わせられる能力、そして、どんな患者さんでも効果を出せる再現性を高めることが鍼灸科の勉強会の目的です!

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

 

この中のひとつ「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。短い時間ですが、手の感覚や、知識と経験が豊富なスタッフなので、ポイントを絞って効率よく学ぶことができました。

 

私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。

(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

ミッションとリーダーの集合写真
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

 

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

腰痛と膝痛予防にも効果あり!骨盤と股関節周辺の筋肉の左右差のバランスを整える|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

11月11日(土)朝8時30分から1時間、理学療法科の中堅スタッフ向けに勉強会を開催しました。

 

治療スタッフたちが解剖アプリを見ている
朝の時間を使って、治療の勉強会をしています。

 

今回のテーマは「骨盤と股関節の筋肉の左右差のバランスを検査し、手技療法でバランスを整える」です。

 

体の中心に位置する骨盤・股関節の筋肉のバランスに左右差があると、体に負担がかかるため、腰痛、膝痛などの痛みを引き起こすことがあります。

 

股関節でこんなお悩みはありませんか?

 

  • 股関節を曲げた時の違和感

  • 股関節を開いた時に片側だけ開きが悪い

  • 歩行時に股関節が痛い

 

こういった症状がある方は、骨盤と股関節周辺の筋肉が左右のどちらかだけ硬く、バランスが悪い状態です。

 

まだ痛みが出ていない方でも、違和感がある場合は、痛みを予防するために筋肉の状態をチェックしてメンテナンス治療することをお勧めします(^^)

 

さて、朝練の様子です!

 

骨盤周囲筋と股関節周囲筋との状態を検査

 

股関節の可動域に左右差がないかチェックしてます。
股関節の可動域に左右差がないかチェックしてます。

 

骨盤と股関節の周辺には、たくさんの筋肉があり、骨盤と股関節を支えています。

 

骨盤周囲筋のイラスト
向かって左が表層筋、右側が深層筋です。

 

 

股関節周囲筋のイラスト
骨盤同様、股関節も腰から太ももにかけて多くの筋肉に支えられています。これらの筋肉を鍛えて柔軟性を保つことで、痛みの出にくい体になります。

 

 

足の長さを確認しているスタッフ
骨盤と股関節に左右差がないか確認するため、足の長さを確認します。

 

筋肉の硬さの左右差を検査するスタッフ
仙腸関節を圧迫して、圧痛や動きの悪さがないかチェックしてます。

 

検査の練習をするスタッフ
体を反って、腰に痛みを感じるか検査しています。仙腸関節に負担がかかっていると片足で荷重をかけて体を反ったときに腰に痛みを感じます。

 

仙腸関節はこのブルーの部分です。

仙腸関節のイラスト
骨盤の関節が仙腸関節です。

 

 

骨盤周囲筋と股関節周囲筋を緩める手技療法

筋肉の左右差のバランスをチェックした後は、硬くなった筋肉を緩めて整えます。

 手際よく容態を把握し、治療ポイントを探し、整える練習です。

 

骨盤周辺の筋肉をマッサージガンで緩める
マッサージガンで硬くなった筋肉を緩める練習。

 

股関節周辺の筋肉を手技治療で緩める練習をするスタッフ
小殿筋、臀腸腰筋などの筋肉を緩めていく手技練習。

 

繰り返し練習して治療の勘を育てます(^^)

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

 

この中のひとつ「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。短い時間ですが、手の感覚や、知識と経験が豊富なスタッフなので、ポイントを絞って効率よく学ぶことができました。

 

私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。

(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

ミッションとリーダーの集合写真
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

 

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023